a story or movie containing events that precede those of an existing work
sequel(シークエル)が続編なのに対して、prequel(プリクエル)は前編もしくは前日譚のことである。最近ではドラマや映画にしても、ゲームにしてもこのプリクエルが増えてきているように思う。
映画ならXmenや猿の惑星、ソウも企画されているらしいし、スターウォーズの旧三部作に対する新三部作もある意味プリクエルである。ゲームでも古くはバイオハザードシリーズにバイオハザード0という作品があった。最初の洋館事件にも登場するアルファチームのレベッカという女性が主人公で、なかなか良くできたエピソードだった。
これを作る側からみると、正直続編を作るより楽なのではないだろうか。エピソード1が大ヒットした後のエピソード2にはものすごいプレッシャーがかかるだろうし、実際2が1を超えた作品は数少ない。スクリームというホラー映画の中でも言われているが、ゴッドファーザーとダイハードくらいしか思いつかない。あ、マニアの間ではスターウォーズも帝国の逆襲が最高傑作という声もある。
で、なぜプリクエルがシークエルより楽かというと、基本的に新たなことをたくさん盛り込む必要はなく、エピソード1でもすでに描かれていることを膨らませれば良いからだ。勿論、既存の事柄だけではダメで新しい事柄も入れなくてはならないが、基本的に結末は決まっている(1に続く)わけで、脚本家にとって一番の悩みであるラストシーンを新たに考えなくていいのはかなりのメリットであろう。そういったわけで、プリクエルが乱造されているのでは?と穿った見方をしてしまう。
実は、この文章を書くきっかけとなったのは、エイリアンの新作が企画されているというニュースを聞いてだ。ご存じのように、エイリアンシリーズは時の新進気鋭の監督を起用し、その斬新なセンスを活かしてマンネリに陥らないようにしてきた。第1作のリドリー・スコット(ブレードランナー・グラディエーターetc)、第2作のジェームス・キャメロン(タイタニック・アバターetc)、第3作のデヴィッド・フィンチャー(セブン・ソーシャルネットワークetc)、第4作のジャン・ピエール・ジュネ(アメリ・デリカテッセンetc)である。
そしてこの第5作の監督は、なんとまたリドリーがメガホンを取ることになった。そして当初はエイリアンの前日譚を描くはずで、ジョン・ハート(エイリアンが胸からこんにちわする人 エレファントマン役でも有名)がエイリアンに寄生された惑星にいた宇宙人の化石(スペースジョッキー)の正体が明らかになるのでは?とマニアの間では期待が高まっていたのだ。
しかし、脚本について映画会社とひともめあったとかなかったとかで、紆余曲折を経て、エイリアンとは別の作品でプロメテウスという映画になることになった。
まだ詳細はわからないが、一応エイリアンシリーズではあり、あのギーガーも関わるとの噂である。エイリアンシリーズはDVDもBlu-rayも、それを入れるエイリアンヘッドやエイリアンエッグのフィギュアも所有しているほどのファンなので楽しみにしている。
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