天気:晴れ
メンバー:ソロ→with teramoさん
広河原登山口06:30~奈良田駐車場 翌日16:00
当初は同じ南アルプスの聖岳&光岳に2泊3日で行こうかと思っていましたが、
天気が全くよめなくて1泊でなんとか天気が良さそうな白峰三山へと。
更に直前になって何かと変更せざるを得なく、
しかも満室だった北岳山荘のテント場がこれまた直前になって予約確保できたので、
広河原から歩くことに。
前夜に奈良田の駐車場に停めて車中泊。
車中泊も随分と快適に過ごせるように改善してきましたわ。
朝5時半出発のバスには既に多くの登山者が。
バスに揺られ40分ほどで広河原登山口に到着。
芦安からの始発バスも同時に到着したみたいで、
広河原はかなりの登山者でごった返してました。
平日一人で歩くことが多い身にとってはかなり安心。
ってか何かの大会みたいな感じになってます。
準備を済ませてくてくと。
少し前までは 川にかかった吊り橋は怖くて渡れなかったのに。
逞しくなりましたわ。
新しく購入したテント泊用のザック
パーゴワークスのZENN35
なかなかに快適と言いたいところだけど。。。。
テント泊登山が2年ぶりなのと、しかも急登で。。。。
きつい。。。
テント装備ってこんなにきついのね。。。。
日帰り登山とは全然違いますわ。。。。
たくさんの人たちに面白いように抜かれていきます。
同じようなペースで歩いてる人たちとは仲間ですね。
そんな仲間意識が簡単に生じるこの日の登山。
登り始めて2時間で白根御池小屋に。
ちゃんと事前情報を知らずに登ってきましたが。。。。
水の補給できるんですね。
無駄に重たい水を積んでしまった。
ま、不足するよりはいいんですけどね。
北岳までにはまだまだですが。。。
天気に恵まれてよかった。
白根御池を通り過ぎると、またもや急登。
それでもこの日は北岳山荘に到着すれば終了なので気が楽です。
ワンデイ登山の場合は バスの時刻や夕暮れなどを気にしないといけないので
どうしてもペースを上げてしまい疲れますもんね。
えっちらおっちら休憩しながら登ります。
やっとこさ稜線に出ると。。。素晴らしい景色が待ち構えてました。
先がちょこっと尖ってるのは鳳凰山(地蔵が岳)のオベリスクではないか。
あの時も辛かったなあ。。。
私の中での南アルプスは「強者どもが集うエリア」です。
2年前の鳳凰山
ROOKIEパイセンをはじめ 異常に早くて猛者どもばかりだったなあ。
こちらは仙丈ヶ岳
南アルプスの女王と言われのは 他の南アの山々に比べると
たおやかで、歩いていても荒々しさがないというか、マイルドなんですね。
また登りたいですね。
緩やかな稜線を歩き、
やっとこさ肩の小屋に到着。
登りはじめから5時間もかかってしまいました。
やれやれ。
この小屋でも食事提供がありますが、少しでも荷物を軽くするため袋麺を。
汗をいっぱいかいた体には塩ラーメンが身にしみる。
1時間近くのんびり過ごし 北岳へ。
なんとか、
到着。
登山者以外にはあまり知られてないですが、
何気に富士山(3776)に次ぐ 日本第二の高峰(3193)。
ガスってしまい山頂からの景色はイマイチでしたが、
この辺りから稜線で知り合ったteramoさんと行動を共にすることに。
同じく北岳山荘テント泊で
翌日は間ノ岳まで行ってピストンで戻る計画とのこと。
なんとか説得を試みて 同じ白峰三山を縦走してもらうことに成功。
仲間ができました。
今回も良き山仲間に恵まれました〜。
14時前に北岳山荘に到着。
受付を済ませ テント設営しながらteramoさんと談笑。
ビールを飲んで 小屋の夕食を。
久々のテント泊はほとんど寝れなかったけど、体を休ませることはできたかな。
翌朝
北岳山荘で購入した弁当を食べてテント撤収。
4時半にスタート。
既に北岳や間ノ岳には登山者のヘッドライトの明かりが。
夜空の星みたいな感じで綺麗ですね。
前日までの天気予報ではこの日の天気は崩れるはずだったけど、
予報が外れて快晴。
北岳から間ノ岳へと続く3000m級の天空の縦走路
眺めも最高です。
中白根山からの富士山。
北岳
そしてこれから登る間ノ岳
日本1、2、3 高い山がのぞめるとは。。。。感動以外の言葉が浮かばん。
中央アルプスや北アルプスもバッチリでした。
北岳山荘から約1時間半 間ノ岳到着。
間ノ岳からの富士山もサイコー。
間ノ岳から一旦下山して農鳥岳方面へ。
農鳥小屋に到着。 ここのトイレ。。。。ある事情で有名なんですね。
そしてここから西農鳥岳への登りが。。。。
このパターン。。。常念小屋から常念岳への登りと同じだな。。。
農鳥小屋から40分ほどでなんとか西農鳥岳に到着。
いやー 疲れた。
アップダウンを繰り返し、
農鳥岳に。
ここからの下山が。。。。オニでした。
あとは ほんの少し気をつけながら下山すればいいだけかなと。
ただ。。。下山する標高差が2000くらいあるのが気になったけど。
雷鳥さんに励まされ下山開始。
最初は緩やかで、このままいけばいいのにと期待していたけど。
それなりの斜度のガレ場が。
慣れてはいるけどやはりしんどい、きつい。
teramoさんもここでストックを使用することに。
我慢して下り 沢筋に出るとザレ場だったりと。
それでも綺麗な川の水はええですね。
まさに南アルプスの天然水。
汗をかいた体を浸すと気持ちいい。
農鳥岳から下り始めて2時間半でやっと大門沢小屋に到着。
やれやれ。
500円のコーラをグイグイと飲み干し、カレーライスを。
朝4時のお弁当から何も食べてなかったので、より一層美味かったあ。
大門沢小屋で1時間ほど休憩して出発。
ここからはゆるーい舗装路なんじゃね?と思ったけど。。。
これまたきつい。
一部壊れてる吊り橋があったり。
結局奈良田の駐車場まで3時間くらいかかりました。。。。
ま、終盤は舗装された道だったので歩きやすかったけど。。。
三山縦走する人だけじゃなく、
北岳だけやあるいは北岳&間ノ岳のピストンをする登山者が多いのも納得。
間ノ岳の先の農鳥岳やその先の下山道を考えるとピストンの方が快適かも。
次回訪れることがあれば、その時は北岳&間ノ岳のピストンに絶対にします(笑
次回訪れることがあれば、その時は北岳&間ノ岳のピストンに絶対にします(笑
下山後は teramoさんを芦安駐車場に送り解散。
teramoさんのおかげできつい登山も楽しく過ごせました。
解散後は日帰り温泉に入り、
エビフライ定食を食べて、
24時間スーパーの駐車場で仮眠。
仮眠のつもりがガッツリ寝てしまいましたが。。。。
にしても 日本第二&第三の高峰とその縦走路は めちゃくちゃよかったです。