かなり久々にラグビー観戦に行ってきました~。
実は、ラグビーするのは好きですが、観戦はあまり好きじゃないんですね~。
しかし、高校生の時や大学生の時は、テレビを通じていろんな試合を観たもんです。
初めてラグビーW杯が開催された時は、食い入るように観たのを覚えています。
ニュージーランドのフォワードもバックスも区別のない全員ラグビー、
フィジーのトリッキーなラグビー、
フランスのシャンパンラグビー
観ていてワクワクしたもんです。
テレビ放送される大学ラグビーや、そして高校ラグビー もよく観ましたわー。
テレビ放送されること自体少ないので、冬のシーズンに入ると新聞のテレビ欄をチェックしては
いそいそとダビングしたりしたものです。
高校ラグビーの中で最も印象的に覚えているのは、昭和天皇崩御で中止となった第68会大会決勝です。
地元大阪の大工大と茨城の茗渓学園との決勝戦が中止となり、両校優勝という結果になりました。
結果そのものに驚きを感じたことを今でも忘れませんし、
両校対照的なスタイルだったのでどんな試合運びになるのか楽しみにしていました。
当時、受験勉強中で楽しみと言えばラグビー観戦ぐらいだったので余計に残念に思いました。
圧倒的なパワーと安定感の大工大は、
後に日本代表の中心選手として活躍する2年生センター元木選手を擁して優勝候補筆頭。
かたや 茗渓学園は創立8年ほどの新設校でありラグビーでも未知数、
とはいえ英国帰りのスタンドオフ赤羽選手を擁し、自由奔放な展開ラグビーであり
試合を追うごとにチーム全体としてのまとまりが増しており、とりわけ「3人飛ばし」は
今でも語り継がれる伝説のプレー。
そんな幻の決勝戦が、四半世紀を超えて2015年4月26日に開催されることになりました。
そのことを、大学の後輩であり、茗渓出身のO西くんから教えてもらいました。
O西くんとはその1年後に大学で出会うけど、当時のラグビー関係者であれば
茗渓出身と言えばすぐに伝説の決勝戦が思い浮かぶはず。
それほどラグビーファンにはインプットされている学校なんですね~。
ってことで、前日まで熱が38度ありましたが、久々に花園まで行ってきました~。
花園ってこんなに近かったのかと改めて思い知らされました。
仕事で東大阪にはけっこう行くけど、聖地である花園には簡単に踏み込んじゃいけないと
思っていたので敢えて近寄ろうとさえしませんでした。
そのことが、また実際の距離よりも遠く感じさせていたのだろうと思います。
実際にはなんとドアツードアで40分程。
この茗渓学園、中高一貫で生徒数も200名程の、当時としては小規模学校。
その人数で6年間共に過ごすことになるからなのか、みんなとても仲良い。
まるで兄弟や従姉妹のようです。
なんや羨ましいなあ。
タッチの明星学園みたいですわー。 うちの子供達にもそんな学校行って欲しいなあ。
さて、アップも終わっていざキックオフ。
同じ歳の方が多いので、怪我には気をつけてほしいです。
試合の勝ち負けよりも、怪我なく楽しく終わってもらう方が見ている方も安心して楽しめますね。
キックオフの笛の音が、春の陽気な日差しと相まって気持ち良く花園に鳴り響く。
このキックオフの笛の音、好きなんですよね~。
にしても、あの元木選手は存在感ありありですわー。
ほんとに43歳か、この人。
まあ知らない人はおらんでしょ。
このメインスダンドからの眺めはサイコーだ。
ハーフからボールがでてバックスの距離が徐々に縮まる、僅か数秒で接触する。
そんな瞬間がたまらない。
ラインアウト~。
モール~
ノーサイド
久しぶりにおもしろくラグビー観戦できたかな。
なので… O西くんの活躍をじっくり見る余裕もなかった(笑)。 ごめん O西。
でも、ここまで身体に負担かけながらもモチベーション維持して臨んだことには
敬意を表します。 ゆっくり休んでね~。
10年程前に、大工大出身のさかいくん(元木選手の先輩)から譲ってもらったジャージ。
宝物として保管していたけど、これからは遠慮なく使ってこ。
使わないともったいないもんね。
久しぶりにさかいくんと話せたし、
O西以外の茗渓学園の方々とも知遇を得ることができた、
そんな「幻の決勝戦」でした。
少しでも関わることができたことに感謝いたします。
ありがとうございました。
ちなみに4月20日は12回目の結婚記念日
いやー幸せ