天気:晴れ
メンバー:家族オールメンバー
妙見口駅10:30~妙見口駅16:45
能勢に行ってきました。
車で通ることはあっても 電車乗って行くのは初めて。
高校の友人が能勢電車沿に住んでいて、2〜3回乗ったことはあるので
その当時のレトロな電車を期待してましたが、
いたってフツーの電車になってましたわ。
いろんなコースがあるけど、初谷川沿のコースを選択。
この初谷川、本日の妙見山に源流を発する全長4.6キロの川です。
樹々が覆い茂った沢伝いの道は 実に気持ちがいい。
しばらくは登山道も平坦なので子供達も楽しく歩いてくれてます。
杉の木がたくさん植林されてますが、この辺りは「池田炭」の産地でもあります。
池田炭は、ここ能勢や妙見山麓で生産されるクヌギ黒炭であり、吉川、止々呂美、一庫などが
主な産地で、これらの集落で製炭された炭が池田市に集荷されて販売されたことから
「池田炭」と言われるようになったそうです。
昔 銀山だったらしく 間歩があります。
地元のネイチャーガイドに方に教えていただいた、
恐竜の卵と骨のオブジェ。 地元の方々で製作されたそうです。
初谷渓谷憩いの場プロジェクトの一環らしいです。
小さな沢筋で カエルを発見。
カエルも周りの色と同化するんですねえ。
初谷川沿を遡上するも、所々に倒木があり 何度か沢渡をすることに。
その度にエリチンさんを抱っこしたりで ボディブローのようにきいてきます。
中1と小1コンビの二人は安定感バツグンなのでフォローしなくても大丈夫。
エリチンさんは 文句を言いながらも なんとか歩を進めてくれます。
道で人と通りすがると 元気よく「こんにちはー!」と言う そんな幼な子が
なんとも愛おしいですわ。
急な登りにさしかかる前に一休み。
5歳児のフォローをしながら歩くと こちらの疲労がさらに増してきます。
初谷川コースをなんとか抜けて車道へ。
いやー ほっとしましたわー。 前日にラグビー教室で張り切りすぎた疲れがどっと出ましたわ。
山頂まで もう少しのところで休憩
鳥居に到着
妙見山本堂に到着
かつて北斗七星が野間村の山に下って、その星がてまり程の大きさだったらしい。
これを地主が妙見堂に祀ったことから 北斗七星を祀るパワースポットとしても有名な山になってます。
また、日蓮宗としては関西唯一の霊場だそうです。
南無妙法蓮華経 ですな。
そしてこの「星嶺」は、参詣者の方や他宗派問わず受け入れ語り合える空間として、
能勢妙見山の新たなシンボルとなっています。
一般参詣者は入館できませんが、毎月15日に行なわれる月例法要には入れるそうです。
エリチンさんのペースに合わせたので 遅い昼食になりました。
ですが、お弁当箱を広げて スープに熱湯をかけて 家族皆んなで 天気のいい山頂で
食べるご飯は 格別です。 幸せですわ。
子供って 元気ですなあ。 羨ましいわ。
思い出はプライスレスですが 道具はプライスフルですね…。
晴れてはいたものの 少し曇りがかっていたために
瀬戸内はうっすらでした。
それでも ここ能勢から眺める海はなんとも言えないもんですね。
三角点も見つけてパチリ。
写真はピンボケしましたが これもよし。
北極星を守護する星として、北斗七星と輔星の合計8つの星があるそうですが、
そこからの由来なのか、妙見山を守護する神馬も8つの星に合わせて境内に8頭存在あるそうです。
商売や受験など、ここという人生の岐路に立って勝負に出るときには、
開運殿と神馬のお馬さんにお願いすると運気が上がるそうです。
いやー 次回はちゃんとしよう。
下りは 3人ともスイスイと進んで こっちが必死について行く感じです。
体重が軽いからなのか 若いからなの へっちゃらのようです。
若いって素晴らしいわ。
花折街道に差し掛かり あとは駅まで一直線。
秋の夕暮れ時の空は 寂しくもあるけれど 達成感と疲労感で 目に心地よいですわ。
駅ではジュースと イノシシのフランクフルトを食べて終了。
妙見口から 車を駐車した山下駅近くのタイムズまで 能勢電鉄に乗車。
夕飯は携帯電話でデリバリーをオーダーし、駅近くで軽く買い物。
高速道路を利用して自宅まで40分少々。
便利さと不便さのいいとこ取りができた 山登りでした。
家族5人だと車で登山口近くまで移動するのがリーズナブルと言うことが判明しました。
これからも家族5人で楽しく山登りしたいもんですね。
家に帰って長女さんからは
「パパなんともない顔してるから、疲れてなくてすごいなあ っていつも思ってるねん」
「いやいや、単に必死な表情なだけやで。安心感を与えようとしてるだけやで」
ってことで、この日は 家族の中で一番に眠りにつきましたとさ。