五月山-03/04 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

川下り(リバーカヤック、ダッキー)
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ラグビー(最近は子供の練習)
鮎釣り
旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:晴れ
メンバー:えりちん

池田駅10:00~池田駅15:30


我が家の末っ子 えりちんの山デビューです。

当初は家族で登山を考えてましたが、

長女が発熱、長男は体調不良

ってことであえなく二人だけで登山に。

上の二人が既に山登りをしているので、しきりに行きたがっておりましたが、

1歳違いの長男くんには

「やまのぼりはたいへんなんだよ、ちっちゃいこにはむりなんだよ」

と諭されてました(笑)。

1歳違いとはいえ、登山経験はある種の自信を生んで 長男くんにとっては好影響です。

 えりちんさん、いつもママ〜ママ〜 と甘えたがりですが、

父親と二人だけの登山も厭わないほど楽しみにしてたそうですわ。

ですが、まだ5歳児で運動神経がいいとは思えないので、

近場の低山へ。

「もうあるけな〜い」と言われることを想定して、

嫁が車ですぐに迎えることができる近場の五月山に決定。

少し不安ですが、いつも寝坊助のえりちんさんが 素直に8時に起床。

で自宅を9時に出発。

遊びながら駅に向かうので、予想以上に時間がかかります。

まあそれも想定の範囲内。

 


阪急十三駅で乗り換え、

カメラを向けると天真爛漫にこたえてくれますわー。
 


池田駅を降りて、登山口までの約2キロを歩く。

予想通りゆっくりキョロキョロ歩く えりちんさん。

こんな風に この子と二人ででかけるのは初めてなので 妙にドキドキしますわー。

ペース配分や歩行距離、怪我やトイレなど、想定内での出来事に対応できるように準備は

してるものの、大丈夫かなあ〜?

登山後半に控えている五月山動物園にいるウォンバットを見るのも楽しみにしているらしい。
 


五月山公園てまえにある交番横の 的場地蔵尊にも登山祈願を。

というよりも まずは登山口まで無事に着くのやら…。
 


杉ケ谷川をチェックする えりちん。

夏には川遊びが待ってるぞ〜。
 


五月丘小学校前を通過。

にしても… えりちん 遅いなあ…。

大丈夫かいな。
 


暖かい春のうららかな陽気のせいで、八重桜が咲いてました。

もうすぐ春ですなあ。 
 


でなんとか登山口に到着。

五月平高原コースの入り口になります。
 


でここでも休憩〜。 もう5回目くらいかなあ(笑)。

もう標高100mだもんね〜。
 


石の彫刻でパチリ。
 


ここから階段登りの始まりです。
 


階段がいっぱいあるね〜。

えりちんの視線からはずれるくらい前に行くと、

「パパ まって〜。 さきにいかんといて〜。」と走り出す。

実は、えりちんのリュックには熊鈴をつけております。

つまり歩くと「チリンチリン」と音が鳴る。

なので後方を確認しなくても 音でどんな風に動いているかわかるんですね〜。

いやー 便利やわ〜。
 


とはいえ、身長が100㎝程度の児童にとって、段差のある階段を登るのは大変だろうなあ。

ゆっくり歩いていると 熊鈴のチリンチリンの音も小さいですわ〜。
 

 

大文字焼きの火床に到着。
 
この大文字焼きは、毎年8月24日に行われる「星の宮」という神社の神事になるそうです。
 

織姫伝説がある「星の宮」神社では、8月24日の「がんがら火祭り」のために、

京都の愛宕神社から火をもらい受けて、五月山に「大文字」を点火し、

「子ども松明」行列として子どもたちの手によって山を下り、

最後は「星の宮」に奉納されるそうです。
 


京都の大文字焼きと同じで 池田市随所から見れるようになっているので、

やはりここからの眺めは絶景です。

いやー びっくりする程の眺めでした。

自分が住んでいる生活圏内が一望できるので贔屓目も入って一層の感動です。
 


すぐ上の五月平展望台に移動して えりちんとパチリ
 


市民の森を通過し、五月山ドライブウェイを横切り五月山霊園に入る。

最後の急坂です。
 


日の丸展望台をやりすごし、奥の藪を少し歩くと、
 


三角点に到着。

五月山という山は実際にはなく、この辺りの山地を総称して五月山と呼んでます。

その五月山の頂上が 正式名称 千代山(ちよのやま)となります。

標高315mに到着〜。
 


えりちんさん、 頂上に到着した達成感なのかハイテンションです。

この展望台の螺旋階段も楽しいらしく 何度も走っては降りて〜、走っては登っておりました〜。

めっちゃ元気やん。
 


池田市の名士 中井梅太郎さんもびっくりのはず(笑)。
 


いつもは食べるのが遅いえりちんもオニギリをぺろりと食べて はしゃぐ、はしゃぐ。

無事に連れて来れてよかったという安堵の気持ちと子どもの成長を嬉しく思う親心が、

山頂に達した満足感をはるかに凌駕する 心地いい気分です。
 


さて山裾にある五月山動物園目指して下山開始です。

にしても えりちんさん、 登りに比べて下りはサックサクです。
 


やべえ… こいつにもあと数年で体力面で追い越されますなあ。
 


テーブルが設置されている休憩場所で お菓子のグリコ休憩です。
 


吊り橋もびびるかと思いきや…
 


30m程ある吊り橋を嬉々として進みます。

そういえば、この子… 全く物怖じしないというか… ビビらない子だったなあ。
 


その後もテクテクと順調です。
 


大文字コースの秀望台に到着。

池田五月山大一文字がんがら火保存会の看板からの引用です。

<大一文字とがんがら火>

 毎年8月24日、池田愛宕神社の参詣道「一の鳥居」のあるここ秀望台では、

家内安全と火難厄除けを願って「大一」の火文字が灯され、正しくは「愛宕火」といいます。

神火は当日愛宕神社で護摩供養が行われ、夕暮れとともに小松明に移され、山を下りながら、

この場所に「大一」の字が点火されます。

更に伊居太(いけだ)神社下で、大松明に移され市内を練り歩きます。

先導する鐘を打ち鳴らす音が「ガンガラ」と聞こえることから「がんがら火」と呼ばれるようになった

そうです。
 


ということで、ここも市街地を見渡せる絶景ポイントです。

阪神高速池田線の猪名川新大橋、通称ビッグハープがこの眺めに絶妙なアクセントを加えて

ホントいい眺めです。
 


軽快に下山するえりちん
 


何度か転んでましたが へっちゃらなほどたくましく育ってますわ〜。
 


反対側の登山口に到着〜。

二つの祠と五層の石塔が暖かく迎えてくれましたわ〜。
 


で、お目当の動物園。
 


15分ほど待って うさぎさんを触り〜。
 


陸ガメもおそるおそる触り〜
 


最後はうさぎさんです。
 


羊は… ビミョーやったみたい(笑)。
 


ゴールの駅までは約一キロ。
 


遊びながら歩く元気がまだ残ってるとはね〜。

熊鈴の音が元気さのバロメーターになってます。
 


駅に続くアーケードに入る。
 


郵便ポストのウォンバットの置物には興味を示さず、
 


せがまれたのはタコ焼きでした〜。

座って食べる場所がなかったので商店街の脇の自転車置き場で。

6個で330円のタコ焼きは、幼子との思い出作りにしては かなりのコストパフォーマンスです。
 


無事に池田駅に到着〜。

距離は8キロにも満たないけど よく歩いたね〜。
 


がんばったご褒美に ロッテリアのポテトMサイズ。
 


電車賃を合わせても1500円程度の、貴重な子供との体験。

子育ては疲れることも多いけど、楽しい思い出をいっぱいもらえますわ〜。


やまのぼり たのしかったね〜 またいきたいね〜

とのこと。

してやったりです。

ヤマップ

https://yamap.co.jp/activity/1623725