若草山-01/07 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

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旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:晴れ時々曇り
メンバー:難波こぶしの会、アッキー

鶴橋駅8:00~鶴橋駅16:00

朝6時半起床。

アッキーさん、ぐずりもせず定刻通り起床。
 


JR鶴橋駅に8時集合。

なんとこの日は男性ばかり。

いやー無骨な山登りになりそうですなあ。

近鉄電車で9時に奈良駅到着。
 


アッキーさん、はじめてのシカでちょっと興奮気味。
 


東大寺近くの氷室神社でお参り。
 


春日大社までの参道をテクテクと。
 


いやー シカいっぱいいますわー。
 


768年に本殿が完成した春日大社。

ちょうど1250年前になります。

大阪の児童は、京都・奈良には遠足でフツーに訪れるので、

おそらく私も、小・中学生の時にこの奈良公園界隈に遠足で来たことでしょう。

ただ… 当時は義務的な学校行事として淡々とこなしてただけだったなあ。

今思えば、ホントもったいないことしてたなあ。

こんな歴史深いエリアをなんの感動もなく来てたんだなあ。

反省、反省。
 


春日大社をあとにして少し南下して柳生街道に入る。

人気のあるルートなのか、他の集団と入り混じって大行列です。
 


能登川沿いの山中を進むと、細かな滝がいくつか見られ、

空気を一層凜としてくれます。
 



沿道にはいくつかの磨崖仏があります。

まずは寝仏。

金剛界大日如来らしく、左が頭で、真ん中あたりで合掌しているらしい。

う〜ん、わかりにくいなあ。
 


次に三体地蔵(夕日観音)
 


朝日観音

1265年(文永2年)の銘があり、夕日観音と同じ作者と言われています。

実際には観音ではなく、中央は弥勒(みろく)菩薩、左右は地蔵仏らしいです。
 


次に首切地蔵。

鎌倉時代に作られた地蔵を、剣豪である荒木又右衛門がためし切り

したことからその名前がつけられてます。

にしても、お地蔵さんの首を切るとは なんて罰当たりな人やねん。

まあ最期はいい死に方はしてないみたいね…。
 


本来はここから石切峠を目指し北上するはずが、

他の集団についていって東に進み、更にはドライブウェイを東側に超えて進みそうになった。

幸いドライブウェイ上でこぶしの会の知人に遭遇したので、地図を確認して

首切地蔵付近まで引き返して北上することに。

今思えば、他のグループは東側にある地獄谷石窟仏を巡った後に、

西方向に引き返してから石切峠を北上する行程だったのではないだろうか。

結果的に石切峠を回避するルートをとったので、残念ながら春日山石窟仏はみれなかった。

しかし、ヤマップという登山用アプリのおかげで、

事前に地図のダウンロードとスマホのGPS機能が大いに役に立ちました。
 


 無事に春日山原始林ルートにでれてホッと一安心。
 



この春日山原始林、

春日山が春日大社の山として神聖視されたことから、841年から樹木伐採が禁じられています。

狩猟も禁止されており、広さは東京ドーム約53個分になります。
 


積極的な保護により原始性を保ってきており、

世界文化遺産である「古都奈良の文化財」の一要素となっています。

そんな中をわずか6歳で歩けるなんて、アッキーさん、幸せだぞー。
 


世界遺産モニュメントでお昼休憩をして、写真をパチリ。
 


ここから若草山山頂までは整備された一本道。

難なく到着〜。
 


アッキーさん、 やっとシカに慣れて、ナデナデできました。
 


下山して 春日大社を少し西に進むと、

朝とは違って観光客でごった返してました。

さすがは世界的な観光地ですね。

三連休の中日で、更に初詣客で駐車場に入る車がなかなか進まない状態でした。

飛鳥、奈良、平安 と日本の礎を築いた時代の中心地が近くにある、

そういう状況に置かれていることが恵まれているなあ と改めて感じました。

次回は東大寺にじっくり一人で来てみよっと。


帰りはタイミングよく近鉄の急行電車に乗り込むことができました。

山の傾斜はともかくも、歩行距離が17キロにもおよんだので、

アッキーさんも疲れただろうと思いましたが…

電車内でグーグー寝てる父親をよそに、

アッキーさん… DSのマリオではしゃいでおりましたわ。

いやはや… 元気な男の子じゃ。
 



ヤマップでも登山ルートを公開してます。

https://yamap.co.jp/activity/1485607