今回は直接、乃木坂46とは関係のない話です・・・
(しかも再収録です・・・。)
みなさんは「未来ドロボウ」という話を知っていますか?
「藤子不二雄SF短編集」に載っているショートストーリーですが、4年くらい前に「世にも奇妙な物語」でドラマ化もされました。
この物語は主人公の少年(中学3年生)が家庭の事情で高校に進学できなくなり、自分の未来に絶望するところから始まります・・・
「高校にも行けない人生」なんて・・・。主人公が絶望する気持ちもよくわかります。
そこで、大金持ちのあるおじさんから不思議な提案をされるのです・・・
最初、おじさんの冗談と本気にしなかった少年も、「記憶交換」の準備が進むに連れてやっとおじさんは「本気」と気が付きます・・・
あくまで「SF世界」の話ですが、現実にあったら怖い話ですね。
おじさんには莫大な財産がありますが、実は健康状態が悪く「余命宣告」を受けていて先行きそんなに長くはないのです・・・
当然、少年は「自分の未来」を取り返そうとします。
「ぼ、ぼくをかえせ!僕の未来を・・・」
ただ、腰が悪く思うように体が動きません(涙)。
「少年」の体を手に入れたおじさんは元気一杯です!
「若さ」というものを満喫するわけです。
おじさんの体になってしまった少年はすっかり絶望して寝込んでしまいます(涙)。
少年の体を手に入れたおじさんは言うのです。
「幸せすぎる・・・」と。
そして・・・
父親の再就職先が決まったことで一転して、少年は高校に進学できることになります!「未来」は変わったのです。
そこで「おじさん」はある決心をします・・・
「記憶交換」をもう1度行って、元に戻ることにするのです。
おじさんは言います・・・
「あの子が自分の未来に絶望したのは進学問題からだ。それが今夜逆転した。それに、これは経験してみてわかったことだが・・・」
「若いということは想像以上にすばらしい。すばらしすぎるんだ!!地球中の富をもってきてもつりあわないだろう。要するにこの取り引きは不公平だった。」
執事は言います。
「あと4カ月ですよ!」
おじさんは言います・・・
「だからこそなおさらこの未来を正当な持ち主に返さねば。」
「あの子の未来がどうなるか・・・それはわからないが・・・。ただ1つ言えることは、これからの毎日を1日1日大切に生きていってくれるだろうということだ。」
以上です・・・。
このブログをスタートして5年以上が経ち、多くの読者さんに見ていただけるようになりました。
そして最近、中高生の読者さんが増えていて、いろいろ相談を受けるようになりました。
今、何もかもイヤになってしまった子が何人か僕の読者さんにいるので・・・
「未来がある」ということ、それ自体が素晴らしいことなんだ!(^-^)/
~ということをわかってもらいたくて今回の記事を書くことにしました。。
1人でも多くの人に伝わるといいな。(#^.^#)