活字遊戯 ~BL/黄昏シリーズ~ -43ページ目

早瀬の執務室182 幕末編イラスト「束の間の喜び」&夜這いの民俗学


活字遊戯 ~BL/黄昏シリーズ~



藤木、ぬか喜びの画です(=`ェ´=)オイ


前振りしておりました薩摩の藤木、闇夜に忍んでの登場です(笑)。オリジナルの登場人物なので新選組の面々と違い、とてもいじりやすいです。京の呉服問屋ということで、番頭(ばんとう)、手代(てだい)、丁稚(でっち)、女中、客筋と、かなりの人数がでてきます。そして、新選組。土方歳三、沖田総司、永倉新八、芹沢鴨。実際に書くのは、この四人で精一杯かもしれません。すでに書き分けるのが困難な状況にあります(大丈夫なのか)。


ところで、いま赤松啓介(1909年~2000年)著「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」という本を読んでいます。氏は1990年代に大ブレイクした民俗学者です。


【本文】~略~ 若い衆入りの夜の教育現場がかなり猥セツでったのは当たり前のことで幼稚園のお遊びじゃあるまいし「さあ、皆様お静かにいたしましょ、一(ワン)、ニ(ツー)、三(スリー)、ハイッ、お腹の上に乗って、乗りましたか、それではおコシマキ開いて、よろしいか、一、二、三、ハイッ、棒を差し込んで」。柳田派民俗学の連中はこういう性教育を理想としているのだろうが、それでは珍棒もしおれてしまうだろう。


氏の村では男は15歳になると若衆宿に加わり結婚すれば卒業となったそうです。この絶妙の語り口。早瀬は大笑いしてしまいました。語り口もさることながら、氏の実体験も交えて書かれているので、この明るくユーモラスな民俗学に即座にハマってしまいました。


氏は神戸の人で丁稚(でっち)奉公も経験しており、この本には三國屋のような大店の当時(明治~昭和初期)の様子も書かれています。店の中でもしっかり「夜這い」があったのだとか。それは「幕末編」本文で出していきたいと思っています。


さて、時代変わっても篠塚の「鈍感さ」健在です。藤木、薩摩隼人らしく大胆に瞬を口説いて欲しいところです(どんなだ)。 「黄昏はいつも優しくて4」は、現在、企画中です。3が終わってボケていますので、まだかなり時間がかかるかも知れませんが、現代版オンリーの皆様、連載開始しましたら、また遊びにきてくださいませ。




■参考文献:夜這いの民俗学・夜這いの性愛論



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