今朝、母の朝食時間が遅れた理由。
いつもの食事は、ババの入院の際の食事時間に合わせるため、
朝食 8:00
昼食 12:00
夕食 18:00
と、しています。
朝食だけは、先に私と母が食べてから、あとからババに食べさせるといった流れになっています。
今朝は、なぜかまだ済ませてなかった母。
その理由は、朝からババのシーツやらタオルやらの洗濯。
腕を振り回し、シーツをギュッと握れるほど元気になったババ、歩けなくても足も踏ん張れるほどに元気になりました。
そのババ、夜~朝にかけて自分のオムツをはずし、シーツやらタオルケットやらを蹴ったらしく、ベット回りが汚物まみれだったとか
母は自分の食事どころではなく、オムツ交換・シーツ交換後、部屋を掃除し、洗濯をし、ババの食事を作り・・・
すやすや寝ててごめんなさい
本当に、母すごいなぁと思う。
実娘の父姉でさえ拒否したことを、多少のグチはあっても、なんだかんだいってババの面倒一人で背負ってるんだから、本当にすごいと思う。
ケアマネに「○○さん(母の名前)大変だねぇ~」と他人事のように言われた時も、
『いいえ、当たり前のことですから他にやる人いないんだし、しょうがないでしょ』
と言ってのけるあたり。
たくましくなったと思う。
最近、父姉が畑に来てると、父姉に何かとすり寄っていたお隣の△△さん。
父姉、性格が顔に表れていて非常に険しい顔つきだから、あまり他人が寄ってこないのに、なぜか△△さんは、自分から話しかけている様子だった(妹チャンの部屋から姿も会話もまる聞こえ)。
「そうなの~大変ね~」
と、まるで自分がすべての介護をしているかのごとく話す父姉に対し、△△さんも同調し人の不幸を内心味わっているようだった
近所でもおとなしいイメージで、全くの悪い印象を感じない人だっただけに、自分から話しかけていたことにもビックリだったし、
「寝たきりになろうが、自分でご飯食べれなくても、病院にいるより家に帰ってこれたんだから良かったねぇ」
と言った発言にガッカリした
その△△さんが、畑にいた母に、珍しく話しかけてきたそうだ。
「今日は仕事お休みなの?」
と。
『はっ今仕事行ってませんけど
ばあちゃんの介護で一日中家にいますよ』
「あれでも■■さん(父姉)が全部介護してるんでしょ
」
『いいえ、■■さんは何もしてませんヘルパーさんだの、お医者さんが来るときだけ来るんです
その人たちが帰ればすぐ帰って行くんです
何にもしてません
』
と言ったそうな。そしたら△△さん、
「あら~そうなの~大変だね~頑張ってね~」
と立ち去ったそうな。
人の不幸は蜜の味とは言うけれど、蜜を味わうのはほどほどに
あまり味わいすぎると、痛い痛いしっぺ返しを喰らうわよ
何でも《明日は我が身》なんです。
この高齢化社会、明日自分が介護される立場になるかもしれない時代、自分が両親だけじゃなく、夫や身内の介護をせざるを得なくなったとき、本当の現実が△△さんにもわかることでしょう。