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そうです!やっと予約がとれたのです。
虎ノ門のフレンチ「サラマンジェ・ドゥ・イザシ・ワキサカ」。

雑誌に載っていた脇坂氏のお皿たちの写真やメニューをみて、
絶対すきなテイストだ、と勝手に確信した。
「オニオングラタンスープ」でしょ。
「カワカマスのクネル」に「パテ アン クルート」。
「アンドゥイエット」や「ガトードフォア」。
いわゆる古典的などっしりとしたフランス料理。
最近の小奇麗で、繊細で、軽やかで、という感じのフランス料理もすきだけど。
こう・・なんてゆうのかな、がしっと濃い輪郭をもつ料理にもたまには挑みたい!
でも今までこのような料理を出してくれる店を見つけられなかったあたし。
だから、この記事を読んだ時、すごくすごくうれしかった。
即、行く気まんまんになっていたんだ(実際に行けるまでずいぶん時間かかったけど)。

昨夕の17時に予約して、初めて虎ノ門へやってきた。
細道だったけれど、けっこうあっさり見つけられたのは、店頭の壁紙が
脇坂シェフのでっかい写真だったから!!
すっごいインパクト。
ドキドキしながら、階段を下り、地下1階のお店に入った。

17時すぎという早い時間だったけど、すでにお客さんが2組もいた。
あたしは調理場を見渡せるカウンター席に通された。
シェフに食前の飲み物を問われ、白ワイン(ブルゴーニュのシャルドネ)をお願いした。
ワインを飲みながら、メニューブックを凝視。
もう真剣よ。

どうにか3皿ピックアップして、注文。
ブータンノワール、サラディエ・リヨネ、子羊のすね肉のカスレ。

するとシェフから、もしかしたら女性には少し多すぎるかもしれない、という助言が入る。
普段なら「結構食べるほうなので大丈夫です!」と通しちゃうのだけど、
近頃胃があれがちなので、すこし弱気になり、
結局サラダなしの2皿にかけることにした。

アミューズは、黒オリーブのコンフィ。
ココットにうまみが凝縮されたオリーブがなん粒も入っていて、
シェフやスタッフの方の調理風景を見ながら、口にどんどん放りこんじゃった。

そして、1皿目。
ブータン・ノワールとレンズ豆、りんご、バナナのラグー。
ブータン・ノワールは一言でいえば、豚の血のソーセージ。
見た目はグロイけれど。
味は程よくこってり、でも思いがけずやさしめなのだよ。

何度か輪切りにしたものをアミューズで出されたり、
ブータンをテリーヌやタルトに仕立てたものを食べたりしたけど、
シンプルなものは食べたことなかったなぁ~と思いまして、これを選びました。

そして真っ黒なソーセージの下には、対照的な白色ソースの池が広がっていた。
りんごとバナナは、レンズ豆サイズのダイスにカットされ、
濃度のあるクリームソースに投入され、さっと火が入れた程度。
このソースの構成員たちがみんな調和している。
りんごの甘酸っぱさも、バナナの甘さも、出すぎていないけど、存在感がないわけでもない。
あ、そもそも「ブータンにクリーム系」っていうのを想定してなかったから、新鮮だった。

肝心のブータン本体について。
ちょっと緊張しながら、プチッとナイフを入れると、中はごくなめらかだった。
舌にのせてみると、うわーきめ細かいさー、ふわふわとしっとりのあいの子だよ(なんなんだ?)。
風味に強いクセはなし。
みため豪快だけど、きっときちんと踏むべき工程を踏んでいるから、
じんわり胃袋にしみわたる味になっているんだね、きっと。
ああ・・メインにも期待は膨らむ。

あ、ちなみにワインはオススメされたアルザスのヒューゲル社のリースリングを1杯。
後編につづく。