4月17日(金)から5月5日(火)まで春土用です。
一般に夏の土用は有名ですが、冬・春・秋もそれぞれ土用はあります。
土用とは
季節と季節の間の大気変化、季節の調節と変化の役目を受け持っているものです。
人間の体調に当てはめると、春の土用は夏に対して、夏の土用は秋に対して…というように、それぞれに適応した抵抗力をつける働きをするものということになります。
逆をいえば、この土用の時期は身体が次の季節へ移行しているため、体調を崩し易くなります。このような時に疲労等で抵抗力が低下していると、発病もしくはちょっとした風邪なども治りが悪く長引いたり、なぜか体調や気分がすっきりしなかったり、病気が急に悪化するということもありうるという、侮れない時期です。土用の丑の日にうなぎなどを食べて力をつけるのはそのためです。また、この時期は新増改築、移転、結婚、土いじりや動土も避けた方がいいといわれています。
土用は身体に溜まったものを出し易い時期であり、この時期に出すことで、次の季節を元気に迎えられます。
この時期に無理をしたり、急な温度変化を侮るとてきめんにやられますので、ご自身やご家族の体調管理にお気をつけると同時に、高齢者の体調管理にも気をつけてあげてくださいね。