Fall in Love 63 | mimimimi◢͟│⁴⁶ 小説

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​───7月27日。
理佐先輩と遊ぶ日になった。

8時に設定した目覚ましが鳴り私はその音一つで起きることが出来た

いつもは二度寝や三度寝をしちゃうけど、理佐先輩と遊ぶってことで一回で起きれた


昨日の夜、寝る前に服を考えたのに、なぜかしっくりこなくて考え直した。


メイクや髪もアレンジして…


よしっ完了!


そろそろ行くか、


私はお気に入りのヒールの靴を履いて家を出た。


駅まで徒歩5分。
お気に入りの曲を聴きながら理佐先輩と遊べることに胸を弾ませ駅まで歩く。


電車に揺られること30分


ショッピングモールの最寄り駅に着き、降りて改札を抜けた先に理佐先輩がいた。


イヤフォンで音楽を聴きながらスマホをいじっていた。


スポーツロゴのTシャツにデニムパンツというストリート系のファッションをしている理佐先輩。


首元から見える鎖骨がとても綺麗…


理佐先輩の観察に浸っていたら、目が合った



理「あっ!由依!」


その声に私は現実に戻り、「遅れてすいません!」と頭を下げると「さっき来たところだよ」と頭を撫でてくれた


気遣ってくれる姿にまた惹かれていく。


理「よし、行こっか?」


そう言って歩き出した理佐先輩の一歩後ろを歩く

隣で歩くのはなんか恥ずかしかった


理「隣来なよ」


理佐先輩がイタズラっぽく笑う姿に胸が高鳴る


隣を歩いている時にふとあの考えが頭をよぎった


…なんで私を遊びに誘ってくれたんだろう
理佐先輩の誕生日の日に…


その事を考え出したらキリがなくって気づいたら声に出してた。


由「なんで私なんですか…?誕生日っていう特別な日に…」


ボソッと声に出た私の声が隣にいる理佐先輩には聞こえてないか…とホッとした


理「えっ?由依がよかったからだよ?」



え…今、“由依がよかったから”って言ったよね…?


私がよかったから?


愛佳先輩でもほかの誰でもなく私…小林由依



えっ、それだいぶやばくない?



理「ははっ!顔真っ赤だよ由依」


無意識にその言葉を言ったのか…はたまた計算なのか…どっちにしろ私は嬉しいからかわりはないけど


その台詞は照れるに決まってるじゃないですか…


ずるいな理佐先輩。
どんどん私を好きにさせていく
想いなんか伝えれないのに募っていく


募って募ってどうなるんだろう?
一気に壊れる…なんてことはないだろうし、ありたくない。
募って募って募っていつか届けることが出来るといいな…まあ私次第なんだけどね



理「あっ、着いた!入ろっか!」



そう言って笑う姿がいつもは大人っぽい理佐先輩が子供っぽく見えた。


そんな姿にまた惹かれていく…



どれだけ好きにさせるんだろう?