ポッキー。(愛佳×理佐)(彩花×京子) | mimimimi◢͟│⁴⁶ 小説

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今日はポッキーの日。
理佐とポッキーゲームがしたくてたくさんポッキーを持ってきた。

だけど、理佐は今撮影中で楽屋にはいない。

理佐が帰ってきたら絶対にポッキーゲームをするんだ。

私は雑誌を読んだり、音楽を聴いたりして時間をつぶした。


ガチャ


理佐が帰ってきた。

いつものように私の隣の席に座り、携帯をいじりはじめた。


「りっちゃん!お疲れ様」

「ありがとう愛佳。」

「今日、何の日か知ってる?」

「知らない。」



知らない?
いや、絶対知っているはず。

だってさっき、もんちゃんがオダナナにポッキーゲームしよ!ってポッキーくわえて駆け寄って言ってたし、オダナナがポッキーの箱持って由依追いかけてたの見てたよね?

一緒にオダナナ抑えたよね…?

えっ、理佐?

今日はいつもより冷たいみたい。



じゃあそれなら…


机の上に置いていたポッキーの箱をあけ、袋から一本ポッキーを取り出して、くわえた。


「ほは、ひは」


くわえてるせいか上手く言葉にできない。

理佐はまだスマホをいじって興味なさそうにしている。

んーどうすれば振り向いてくれるかな…。


考えて思いついた結果。
理佐の顔の前まで持っていくということだった。


「んーーーほは!!!ひっひゃん!」

「はぁぁ」


と、深くため息をついた理佐。

あっ、しつこすぎた…?


理佐とポッキーゲームを諦めようとしたその時…


えっえっえっえっ…!!


片方のポッキーを理佐がくわえてどんどん食べてきた。


ふぇっ!?!!!?!


フワッと柔らかくて温かい何かがか唇に当たった。

もうポッキーはなくて…。

あっ、理佐とキスした?!


理佐の方を見るとモグモグとポッキーを食べてまたスマホをいじりだした。


何事も無いようになってるけど…どういうこと?


えっ、ちょっとやばい。
ポッキーゲーム最高!


「りっちゃん!もう一回!!」





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

おまけ(彩花×京子)

「京子〜ポッキーゲームしよっ?」

「嫌だよ」

「ほらっほ〜ら」


京子が嫌がっているけど私は京子が好きだしポッキーゲームがしたい。


「あ〜もうっ!」


何を思ったのか京子はイライラしながらポッキーを食べてきた。

あとすこしというところで…


ボキッ


「あーーーーあ」

「じゃあ、成功するまでするから…いい?彩花」

「うん!」


この時間が楽しくて幸せで私がわざとポッキー折っていたのは内緒…。