悲しみの連続 | みさっちの備忘録

みさっちの備忘録

2010年9月、CIDP発病。
(2023年4月現在、9年寛解継続中)
2013年4月乳ガン告知、左乳房全摘出手術&腋かリンパ節郭清。三大治療、ゾラデックス5年終了、ホルモン療法9年目突入。
2022年2月、子宮全摘出術。
高3娘、中2息子。

一昨日の朝、北斗晶さんの乳がんニュースを見て驚き、朝の情報番組をかじりつく様に見入っていました。
2年前の自分の事を思い出し、重ね合わせたりしながら涙したり…。
でも、私も北斗さんと同じ様に、病気を知らせた友人達には同じ事を話しました。「乳がん検診に行って欲しい」「何処かに異変を感じたらすぐに病院へ」と…。

北斗さんのブログを拝見させていただき、共感できる所が沢山ありました。
胸を失う恐怖やショック、なぜ私が…?みんながガンを告知されたら思うことなんだと思います。

でも、胸一つ無くなっても命には代えがたい。
北斗さんの主治医の「5年先10年先、生きる事を考えましょう」との一言。
普段何気に生活していて、5年前はとか、10年前は…って普通に昔の話をしたりしてるけど、ガンを告知されると未来の5年先、10年先の保証がなくなってしまう。
突然交通事故にあって命を落としてしまうかもしれないから、それを言ったらキリがないけど

胸がなくなっても、5年、10年と言わずにやっぱり子ども達の成長を見届けて、就職、結婚、そして孫を抱くまでは親の務めだと思います。
私も両親が子ども達にしてくれた事を、子ども達の子どもにしてあげたい。その為には、治るものならばと乳房全摘の大手術から始まり、辛い抗がん剤、放射線治療、そしてホルモン療法。今はおまけにお腹にゾラデックス注射まで打って…。

でも全て必要と思ったから、医師を信じ行ってきました。
でも、やみくもに治療をすればいいと言うものでもないと思います。その中に「生きる」と言う強い意志がないと続かないと、強く願いガンをはねのける気持ちがあればきっと大丈夫爆笑

北斗さんは絶対元気になって復活してくれると思い、願っています
大丈夫、大丈夫…。

一昨日は北斗さんのニュースがもちきりでしたが、昨日の朝、また驚きのニュースが…川島なお美さんの訃報。先日やせ細った姿でインタビューに答えていて、身体は細くなったけど、とてもしがせまっていたとは思いもよらず…。

私は初めてガンを告知された時、“ガン=死”のイメージが強く覚悟したものです。
でも、しっかり治療をしてきて、ガンは治せる病と確信しました…がやはり場所や見つかった時期によって変わってくるんですよね。

今回の川島さんの肝内胆管ガンと言うのは、私も聞きなれないと思いましたが、肝臓のガンの中でも稀で、3~5パーセント位に発見される本当に珍しいガンだとテレビで見ました。そして5年生存率も乳がんに比べたらグッと下がってしまう。
やり切れませんね。

川島さんは54歳と言う若さで生涯を閉じられましたが、強くガンと闘ってこられたこと、夫の鎧塚さんの文章でわかりました。

ゆっくり休んで下さいね。心からご冥福をお祈りいたします。

北斗さんは絶対、絶対生きて下さいそして息子さん達の成長を見守り、白髪が生えた息子さんを見届けて下さい。
北斗さんは必ず戻ってくると信じてます