クセの強い子と
お母さんの救世主
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《クセ強継続相談》
特別支援学級元小学校教師
うえみん先生 上野美佐 です＾＾
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今日のテーマ
行き渋り、ずる休みの見極め方と対策
人間って損得の生き物です。
より快適な方を好みます。
学校を休んだ日の家時間が
学校より快適とわかれば
行かなくなるのは当たり前のことです。
単純なことだけど
子どもに快適を与えすぎて
学校に行かないように
無意識に導いてしまっていること
よくあります💦
行き渋り、ずる休みの
見極め方と対策
･････････････････････････
学校を休んだ日の
家の中を快適にしすぎない
････････････････････････
お子さんが学校の何を嫌がっているかを
聞いてみて
同じ項目が家のなかで
どうなっているか
比べてみてください。
たとえば
給食がいやだ（学校）
好みのメニューが出てくる（家）
とか
勉強が嫌だ、わからない（学校）
勉強せずにゲームができる（家）
という風に
学校を休んだ方が快適
という構図が
見えてくるかもしれません。
学校を休んで嫌なことからは
逃げられましたが
根本的な解決にはなっていませんね。
大事なのは
嫌なこと苦手なことに
どうやって向き合えばいいか
自分の頭で考えることです。
わからないなら
一緒に考えてほしいと
自分からことばで伝えることです。
本当に辛いのかどうか
見極めが難しい時は
発熱以外で学校を休んだ日は
部屋で静かにさせて
おいてみてください。
ゲームもテレビも
タブレットやスマホも離して
おひるごはんも
自分で用意させてみる。
「調子が悪いんでしょう？
それなら、テレビやゲームはせずに
静かに休んでおきなさい」
「申し訳ないけど
お母さんは自分の都合があるから
お昼ご飯は勝手に食べてね。」
というと反論できません。
お母さんはいつも通り
自宅で仕事をしたり
外出すればいいです。
子どもの遊びに付き合う必要も
ありません。
できるところから
やってみてください。
相手にしない、快適にしない
ということが実行できないときに
子どもが
しつこく話しかけてくるから
暇だとうるさいから
家においておくと危ないから
と子どものせいにしたいときは
子どもを理由にして
自分の行動を一貫できないところが
現状の理由なのかもしれません。
学校に行くということは
負荷をかけて、
思い通りにならないことを経験する
ということです。
学校なんか
みんな仲良く楽しい
理想的な場所では
はなから無いんです。
楽しく過ごしてほしいという
楽観的な希望だけでなく
修行に出すようなものだという
悲観的な覚悟も
持ち合わせておくのがいいと思いますよ。
嫌がって当然
行きたくないとこぼして当然
辛いことが起こって当然。
そのなかで
やってみたらできた達成感とか
他者から認められた喜びとか
失敗から学んだ後味の悪さなどという
経験が生まれるもので
そういった成功体験や
失敗から学ぶ教訓みたいなものを
よりうまく渡せるように
教師や親がいるのではないですか？
ほんとうに体調が悪かったり
学校の何かがつらく解決しがたい場合
学校を休んだ日の
家での過ごし方を制限しても
さほど嫌がりません。
主導権はお母さんが
握ってくださいね。
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