今更ですが、沢尻エリカさんの「1リットルの涙」をアマプラに入り見ました。

主人公、木藤亜也さんは中三で発症され、25歳という若さで亡くなっています。

2005年のドラマでしたが、私はリアルタイムでは見ていませんでした。

不治の病なんて大変な方もいるんだなあ、と日々の忙しさにスルーしてました。

数十年後、同じ病になる運命とも知らずに。

 

今ドラマを見、亜也さんの脳の画像もなじみがあるし

鼻指検査や自分の脛を反対側のかかとでスーッとなぞる検査、「パタカパタカ」と

繰り返す検査、継足歩行、どれもやっています。

嚥下障害、構音障害、今やよく知っています。

最後に主治医の役をやっている俳優さん(藤木直人さん)が

「あと10年いや5年あれば…」というシーンがあるのですが、

いまだ画期的に治る病ではありません。

医学は頑張ってくれていますが、人間の神経の方が一枚上手ですね。

 

ドラマの内容と同じような感情を抱きましたが、そんな時沢尻エリカさんの可愛い

頬にツーッと涙が流れ、見てる人の涙も誘うのですが

そういえばそんな気持ち、自分は押し殺してきたように思います。

感情を表現したところでウチの家族にはほぼ無駄なので。

実親には毎日心配させてるんだろうな、とは思います。ドラマでの両親

(陣内孝則さん薬師丸ひろ子さん演じる)のかいがいしさっぷりが

ちょっと羨ましいくらいでした。(私はもう親と暮らしていませんので)

 

若いうちにり患された木藤亜也さん、諦めた事がいっぱいでつらかったね。

ご冥福をお祈りします。