コツコツ・坦々の中にある尊さ | わたしが輝く生き方レッスン

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生き方改革ナビゲーター 藤嶋 久美

こんにちは
藤嶋 久美です。







ここ何年かは、ここ九州北部は

台風がそれていましたが、

今回は、しっかり通り道となりました。

       
 





もう、秋になりますね。

頭も涼しくなり、

自分と向き合うのにも

良い季節です。




 

このブログで、何度も書いていますが

以前の私は、足りないところばかりに

目を向けていました。

0 か100か、みたいな。

完璧主義でした。






0 か100って 

今では、プッと吹き出したくなります。

おもしろすぎる。

そして、痛すぎる

1から99に、たくさんの豊かさがあるというのに。

なんて、心貧しかったのでしょう






当り前なんてなく、

どんな些細なことにも、意味があり

小さな積み重ねが

確かなものを築いて行きます。

そういう視点に欠けていました。







最近、つくづく思うことがあります。

大きな成果が見えるわけではない

コツコツ、坦々とした営みに、

尊さがあると。





コツコツは、すぐに結果が見えず、

一日単位で見ると、

こんなことして何になるんだろう、

とか、

ただ毎日やっているだけ、

と思うこともあるかも知れません。

ですが、確実に力になっています。






母を見てそう思ったのです。

現在82歳です。

40代から、持病の治療をしながら

仕事と家事をこなしてきました。





今は、仕事も辞め、家事も家族に任せ

毎日を、坦々と過ごしています。

ですが、昨年から見ると、

しっかり歩けるようになり

元気になっています。






毎日、自分の体のケアを怠りません。

東洋医学の先生の所に通っていますが、

毎日、自分でお灸をします。

足の筋肉の衰えを防ぐため、

足と腹筋を鍛えるエクササイズも

毎晩、ふとんの上でしているようです。






杖での歩行が、だいぶ厳しくなっていたのですが、

近くの病院に、歩行車で歩いて行くようになると

みるみる脚力が回復し、

杖でも、しっかり歩けるようになりました。

毎晩、プチ筋トレを続けてきた成果です。






今では、周りの人達が歳を取り、

体調を悪くする中、

逆に、母が元気に見えます。

実際、元気なのです。

コツコツ、坦々と努力してきたことは、

年月を重ねた時に、はっきり現れます。



 




特別な夢や目標などはないのでしょうけれど、

日々、同じことができるように

坦々と、毎日すべきことをして

一日でも、元気でいられること。

それが、母の今の望みでしょう。

それは、自分を大切にして生きる

ということなんだなあ、

と思うのです。







完璧主義の人は向上心が高いので、

もっと、もっと、と高みをめざし、

当り前にあるものや、

自分の努力に目を向けることなく、

上ばかり見ています。

でも、それは視野が狭いということです。

ブリンカーをつけた、競走馬のようです。






今の自分をしっかりと認めないと,

どんなにがんばっても、満足できません。

毎日、できていることは

積み重ねであって、

当り前ではないのです。







指一本でもけがをすると、

いつもは普通にできることに支障が出て、

改めて、その一本の指の大切さを感じますよね。

そんなふうに、全て持っている能力は

当り前ではないのです。







毎日、できていることの中に

コツコツ、坦々と継続して

身に付けてきた、尊いものがあります。

それこそが、自分の強みと言えるものでは

ないでしょうか?

 

 
  
 
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