今月はAbitur(卒業試験)の口頭試験が行われています。

各生徒の試験日は学校が勝手に決め、指定された日に受験します。

 

先週の火曜日に地理の口頭試験が終了したミル。

残すはフランス語の口頭試験のみ。

 

その最後のフランス語の試験が本日行われました。

そして無事に終了。

 

同じ卒業生の中でミルがもしかしたら一番最初に終了したのかも、って本人言ってます。

口頭試験は来週も再来週も続くのですが、ミルはたまたま早い日程に受験が組まれていたのです。

 

とにかくミルのAbiturは終了です。

本当にお疲れ様でした。

 

今月末に12年生主催の先生に贈る全校生徒参加のイベント、そして6月の初旬に卒業式&卒業パーティがあります。

Abitur試験の結果が分かるのは多分今月末だと思います。

Abiturは大学への切符のような物なので、Abiturの結果が出次第、希望の大学へオンラインで入学申し込みをすることになります。

 

大学から入学許可が来るのは8月の半ばとミルは大学の方から聞いたそうです。

そして新学期が始まるのは10月。

 

という事は本日から10月まで、約5か月お休みって事になります。

これはスゴイ!

 

振り返って見ると、ミルはいつも勉強してました。

 

リコもそうだけど、幼稚園時の頃から毎日算数や漢字などプリントをやり、小学校入ってからも、ベネッセの進研ゼミ、海外子女教育振興財団の課題を続け、それ以外に毎日数学、英語、漢字をプリントをホント毎日やっていました。

ギムナジウムに入ってからも、「やらなくてもいいけど、やりたい人はやってね」の課題をどんどんやって提出してました。

 

英語やフランス語はオンラインレッスンを受けていました。

日時が決まったレッスンではなく、自発的にやる物です。

世界中の人とオンラインで話しており、フランス語口頭試験前日の昨日は4人、そして当日の早朝までチュニジア人(フランス語を話します)と会話してました。

 

とにかくいつもいつも頑張っていて、チラッと部屋を見ると、勉強している姿しか見ない程です。

 

勉強以外はJapanisch AG(日本語クラブ)で次に教える資料を作っていたり、ピアノを弾いたり、フルートを吹いたり。

もちろんお手伝いもよくやってくれて、晩御飯の片づけはいつもミルとリコが一緒にやってくれます。

 

ドイツは小学生の頃から夏休みや冬休みなど大きな休暇中に宿題が無いというのが有名です。

本当に夏休み帳や自由研究などの宿題は出ませんでした。

しかし休み明けにテストが予定されていたり、普段は忙しくて後回しになっている勉強をやったりと、休暇中も本当によく勉強してました。

 

そのミルが、5か月もフリーなのです。

私も想像つかないけど、本人が一番想像つかないみたいです(笑)

予定されているテストも無きゃ課題も無い日々なんですよ。

 

本日帰宅後、勉強をしないとなると何しようか?って考えたんでしょうね。

ふとフルートを吹きだしました。

そして晩御飯の片づけを手伝ってくれながら、

ミル「今まで時間が取れなかったから、これから読書しようと思っているんだぁ」

って言ってます。

 

そんなAbiturが終わった本日の晩御飯はこれ。

 

 

プデチゲです。

それとミルのAbiturが終わったお祝いに家にある物でお寿司。

 

 

お寿司苦手なリコも食べれるキンパも。

 

 

卒業式までの間、ミルはまだJapanisch AG(日本語クラブ)と数学を教える補習へは週1で学校に行くそうです。

 

でももうテストも課題も無いんだからゆ~っくりの~んびりして欲しいなぁって思う私です。

ほんとお疲れ様でした。