今日はTag der Arbeit(メーデー)で祝日。

真ん中水曜日が祝日ってなんかいいですよね。

 

リコは明日のテストや明後日の提出課題をやってるし、ミルは来週の口頭試験勉強しているしで天気はいいけど家で過ごしたお休み。

 

昨日、地理のAbitur口頭試験を受けたミルですが、他の筆記試験と同様、帰宅して上着も脱がずに、どんなテストだったかを説明してくれました。

しかし、一晩経ち、自分が口頭試験で話したことで、私にまだ言ってなかったことなどを今日お茶をしながらおしゃべりしたミル。

 

いやぁ~試験官からはホント多岐にわたって色んな質問が出たようです。

その中で、ある石について、これはどんな石か?どこでよくとれるか?そしてどんな事に利用されているか?って質問があった時のこと。

 

ミル「これは化粧品、ファンデーションなんかにも使われています」

って言ったそうです。

 

数日前のこと、ミルが色々な石について、復習しているのをチラッと見た私。

昔、化粧品原料を化粧品会社へ販売する商社に勤めていた時の話をして、「それ、ファンデーションにも使うんだよ」って私が言ったら、すぐに持っている自分のファンデの裏を見てそれが入っている事を確認し、ネットでも確認していたミル。

 

そんな日常の何気ない会話だったんだけど、ちゃんと自分で調べて裏付けする事でテストでも言えたって事に私は嬉しくなりました。

 

また、自然環境問題系の話になった時、若い世代に知らせる方法として、インスタなどSNSでの情報拡散の方法を話したら、試験官から、「昔はそんな方法は出てこなかったんだけどね、さすが時代だね~」と感心されたとか。

 

口頭試験で聞かれた質問、そしてミルが話したこと、聞いていて思いました。

このAbiturっていうのは本当にギムナジウムで学んだことも総決算というか、学んだことから12年生の今自身が考える事柄、社会の情勢を踏まえ、世界の未来など、今この卒業目前にこれまで学んだことが自分の物になっているか、問われているテストなんだな、って感じました。

 

どの科目もミルが詳しく話してくれるので、色々知れて本当に楽しいです。

 

そうそう、Abiturはある程度ちゃんとした服装で受験するっていうのもドイツの伝統の一つのようです。

地理の口頭試験では男子学生はシャツを着るように先生から言われていたそうで、ミルの次に受けるM君も普段はパーカーとかなのに、シャツにネクタイで来てたそうですよ。

 

ミルはパンツスーツみたいな恰好で試験を受けてました。

 

ところで今日はまた韓国飯。

 

 

冷凍物を買ったスルメイカ2杯使って、オサムプルコギです。

キモは別にして、ジャガイモとマッシュルームと炒めました。

それまた美味でした。

 

オサムプルコギはイカがプリッとして、豚バラは柔らかくとってもい美味しかったです。