リコが、
「お母さん、外見て~綺麗だよ!」って居間からいうのでキッチンから見てみたらホント綺麗。
日が沈む10数分の間、空の色がどんどん変わって、誰かに教えてあげたい気持ちになります。
ところで、先日のこと、ダンナがある手続きで家族みんなのSteueridentifikationsnummerが必要になりました。
日本語だと税識別番号だそうです。
色々な書類を見て、私とダンナのはすぐに分かったのですが、ミルとリコのが分かりません。
そもそもそんな番号ある事自体意識してなかったので、どこをどう調べてよいかわかりません。
ネットで検索してみると、どうやらこのSteueridentifikationsnummerとやらは、住民登録した時に大人も子供も、仕事の有無や納税者,非納税者にかかわらず11桁の番号が割り当てられているそうです。
マイナンバーのようなものでしょうか。
住民登録した後、数週間後に郵送でその番号が来るそうですが、もう15年以上前の事、そんな郵便が来たか覚えていません。
滞在許可カードにも書いてないし、あれこれ書類を見ても、ミルとリコのその番号がみつかりません。
誰に聞いたらその番号が分かるのだろう?
ネットで調べると、税務局のホームぺージから発行申請出来るとのこと。
でもね、4週間かかるって書いてあります。
何でも時間がかかるドイツ。
もっと早く分かる方法はないかな?
住民登録した時に割り当てられるなら、住民登録をしたこの町のBürgerbüro(町役場みたいな所)に行ったら分かるんじゃないか?
取り合えず行ってみよう!何か分かるかもしれない、とリコと一緒にBürgerbüroに行ってみました。
我が家から歩いて約5分の場所にあります。
前に二人お客がいましたが、すぐに私達の番になり、
私「あの~質問があるんですけど・・・・娘二人のSteueridentifikationsnummerが知りたいんですけど、どこに聞けばいいですか?」
と聞くと、担当の女性が、
「パスポート持ってますか?」
と聞くのでパスポートを出すと、
「すぐに発行しますね」
と言って、ものの数分でミルとリコの名前や住所、そして問題もSteueridentifikationsnummerが書かれた紙をプリントアウトしてくれました。
あっという間!びっくりです。
ネットで申請して4週間ってどういうこと?
多分、税務署に来た発行申請は、ゆ~っくりそれぞれの住所のBürgerbüroの送られ、そこでゆ~っくり書類を発行し、ゆ~っくり郵送するのでしょう。
時間がかかるとされている書類も、正しい場所に行けばすぐに入手可能なんだ、と知りました。
おまけにその時担当してくれた女性はと~っても良い方で、私が、
「どこに行ってその番号を聞けばよいか分からなくて色々調べてました」
というと、
女性「いつでもすぐに発行しますから、また必要な時は来てくださいね」
ってニコニコ顔で言ってくれました。
とにかく番号すぐに分かって良かったです。