週末元ホームステイ宅で久々にドイツ料理を食べた私達。
昔は時々ドイツ料理を作っていたのですが、今はアジア飯ばかり。
滅多にドイツ料理を作らなくなりました。
外食する時もアジア系の事が多く、ドイツ料理を選ぶ事はホント少なくなりました。
やっぱ食ってDNAに組み込まれているのかなぁ~。
食べたくなるのはアジア系の物ばかり。
たま~にドイツ料理を食べると、それはそれで美味しい。
ドイツ料理って言っても長い時間煮込む物、日本のトンカツに似ている衣を付けて揚げるシュニッツェル、オーブンで焼く物など様々。
中にはえっ、それだけ?っていうドイツ料理も。
ダンナの会社は時々みんなでレストランのランチをオーダーしてお昼に一緒に食べる事があるのですが、食べた物の写真を送ってくれる事があります。
そんなある日のお昼ご飯。
左上は塩茹でのジャガイモ、右上は赤キャベツを甘酸っぱく煮た物。
そして手前の丸いの二つは何だと思いますか?
茹で卵です。
茹で卵2個にソースがかかっていて、この茹で卵がメインなんです。
その名も「Senfeier」直訳すると「からし卵」。
この黄色いソースはマスタード(ドイツのは辛くなくて少し酸味がある)のクリームソースなんです。
肉でも魚でもなく、茹で卵がメインな料理。
日本で茹で卵って付け合わせの存在ですよね。
でもね、このSenfeierはこの辺りでは人気があるメニューンの一つなんですよ。
もちろん幼稚園の頃から給食にもある料理です。
ミルとリコは幼稚園の頃からこのSenfeierは大嫌いなメニューの一つで、これの日は給食を注文せずお弁当を持参していたものです。
ダンナは久々にこれを食べ、「フツーに美味しかった」そうです。
ドイツに住んでいるって知った人は「ドイツ料理で何が美味しい?」って聞いてくることがあります。
そんな時、ミルもリコも「好きなのあんまないけど、Thüringer Bratwurstは美味しいと思う」って答えてます。
Thüringer Bratwurstとは私達が住むザクセン州のお隣の州であるチューリンゲンの焼きソーセージです。
これはね、ホント美味しい。
ドイツはソーセージが有名ですが、地方によって色々な種類のソーセージがあります。
あちこちで食べた事ありますが、家族で意見が一致しているのが、Thüringer Bratwurstが一番美味しいってこと。
それもレストランとかじゃなく、屋台の焼きたてが一番美味しいです。
これはワイマールに行った時食べたThüringer Bratwurstです。
かつて色々なドイツ料理を作ってみたけど、あ~久々にまたあれ作ろうかな、食べたいな、っていうのがだんだんなくなり、家族からのドイツ料理のリクエストも全くないので、結局アジア料理になっちゃてます。
スーパーの肉を見て、魚を見て、あ~これで何々作ろう!と思うのがアジア食ばかり。
まっ、いいよね、自分も家族も喜んで食べる物を作る方がね。