今日ミルはドイツ語のVorabiturの日。

Abitur(卒業試験)は4月から始まるのですが、そのリハーサルです。

 

12年生全員が、本物のAbiturと同じ時間、同じ条件でテストを受けてみるのです。

ただリハーサルと言ってもちゃんと点数が付けられ、試験の一つとして加算されます。

11年生からのテストはAbiturの三分の二になるので、つまり今日のリハーサルもAbiturの一部という事。

 

ドイツ語の試験1つだけ本日やるのですが、試験時間は240分だそうです。

ぶっ続けのテストなので、軽食とか飲み物を机の上に置き、食べながら飲みながら行うとのこと。

 

ミルに「おにぎりでも持って行く?」って聞いたのですが、

ミル「多分お腹空かないし、特にいらないよ」

というので、お菓子を少し持って行くように言いました。

 

テスト中お腹空かないようにと思うと、朝ごはんはやはり和食を用意したくなります。

いつも作っている納豆とか。

 

 

塩鮭、照り焼きチキンなど炊き立てのご飯と共に朝食に用意しました。

 

そしていつもミルとリコ一緒に登校していますが、本日はミル「いつもの授業と色々違うから少し早めに家を出るね」といい10分ぐらい早めに家を出ました。

 

そしていつもの時間に出たリコ。

 

 

試験を終え、本日6時間授業だったリコより1時間ほど早く帰宅したミル。

どうだったか聞くと・・・・

 

必要以外の荷物、リュックなどは一つの教室にみんな入れ、鍵をかけとくそうです。

試験をする教室がある階は本日12年生以外は来れないようになっていたそうです。

 

そして教室に入ると、まずくじを引き、その紙に書いてある席に座って試験を受けたそうです。

問題は2問。

ひたすら文章を書いていくドイツのテスト。

 

それぞれの机の上にはこのチョコが置かれていたとか。

 

 

これもドイツあるあるで、算数オリンピックも先日のフランス語の検定試験もこんな風にオヤツが用意されているんですよ。

 

長丁場のテストですが、ミルが試験中食べたのはこのグミ。

 

 

ミルが好きなペタグーのメロンソーダー味。

たった一枚食べただけだったそうです。

 

他のクラスメートはどうだったか聞くと、

ミル「お腹空かなかったよ。他の子達も色々持ってきてたけど、みんなそんなに食べてなかったよ」

だそうです。

 

こういう試験中の食べ物事情も本番前のリハーサルになるってこと。

ミルは数学オリンピックなどでも、試験中に殆ど食べないので、本番の日もグミなどだけでいいのかもしれません。

 

もうこれ以上書かないって子は提出して帰宅していいそうで、今回も試験終了の約1時間ぐらい前に帰った子がいたとか。

ミルはいつも通り、時間ギリギリまで見直しをしたそうです。

 

こんな風に必修の3教科、ドイツ語、英語、数学はVorabiturがあり、来週は英語があるそうです。

 

本物のAbiturの試験日は、先生方が正装をします。

受験生たちも正装するそうです。

 

本日のVorabiturはみんな普段着だったそうですが、一人の男の子はちゃんとシャッツを着てきたそうですよ。

 

日本の受験とかと違って、Abiturは何日にもわたって行われる試験です。

今年は4月の中旬から始まります。

 

私もミル自体も分からない事がいっぱいでしたが、こういうVorabiturで少しずつ分かってきた感じです。

今日のドイツ語の結果はわかりませんが、どんな事を書いたのか聞くとなかなかいい内容だと私は思いました。

 

今日、1月のカレンダーをめくり2月にした時、さらにめくり4月のAbiturの予定をみて、もうそんなに日が無い事に改めて驚いた私でした。