今日はミル達12年生のElternabend(保護者会)がありました。

ミルとリコが毎日登校時通っている道。

 

 

我が家から歩いて約7分の場所にギムナジウムがあります。

本日19時からホールで12年生の親、合同での保護者会、その後4つの教室に分かれての保護者会がありました。

 

まずは全体の方。

ギムナジウム最終学年のスケジュールを説明。

 

リコの方の保護者会でも何度も言っていましたが、今年は短いんです。

州ごとに毎年夏休み、つまり学年の終わりが異なります。

ローテーションで6月に学年が終わったり8月に終わったりします。

今年度、2024年はザクセン州の夏休みは6月の半ば過ぎです。

つまり学年の終わりが早いんです。

 

しかし、年間にやるテストの数は一緒です。

Abitur(卒業試験)の三分の二は11年生と12年生のテストの成績です。

これはかなり忙しくなりそうです。

 

Abiturのスケジュールの話もありました。

筆記試験は4月の半ばから、口頭試験は4月の後半から5月の後半までだそうです。

すべての結果が分かるのが5月末、そして卒業式は6月初旬だそうです。

 

昨年の卒業生のAbiturの状況の話もありました。

Abiturに合格しなかったのは二人だったそうです。

 

卒業式の話もありました。

その日の午後にStadthalle(市民ホール)で学校主催の卒業式があり、その後同じ場所でAbiball(卒業パーティ)が行われるのですが、Abiballの方は卒業生が行うそうです。

つまり資金集め、チケット販売、ケータリングの手配、照明や音響、プログラムなどなど。

 

既にミル達の学年全員にどの分野をやりたいかとか、生徒同士でSNSで相談しているそうです。

 

ホールでの全体の説明会が終わった後、教室へ移りました。

11年生からクラスは無いのですが、主専攻の教科によって4つのグループに分かれ、それぞれに担当の先生がいます。

ミルは数学のクラスです。

 

私と同年代で数学の先生のFrau W先生が担当です。

教室に入って適当な席に着くと、先生が一人ひとりの保護者にまわって来てました。

何しているのかな?の最初思ったのですが、どうやら誰の親なのか聞いて回っているようでした。

私の所に来たら、一言「ミルね」って言ってました。

クラスに外人一人だけだし、こんなアジア顔だから当然分かるよね。

 

先生の話では、このクラスでは昨年から2名だけ減ったそうです。

一人は他の学校へもう一人はもう一度11年生をやっているらしい。

 

先生が「このクラスの全員がAbiturに合格すると予想してます。それもかなりいい成績を残すと思います」

って言ってました。

 

とにかく忙しい一年になるって話が中心。

ドイツは前半後半の2回の成績で、普段は前半の成績は2月の冬休み前に渡されるのですが、12年生は12月のクリスマス休暇前に渡されるそうです。

それまでに沢山のテストがあるのでしょう。

既にミルは今週4つのテストがあり、来週もどんどんテストの予定が入ってきているようです。

 

今学年のリコとミルの保護者会が終わりました。

2者懇談も3者懇談も無いギムナジウムなので、先生の話を聞いたりお会いするのはこの保護者会のみ。

ミルの先生もリコの先生もある意味とても先生らしい方々で、私は好感を持っています。

 

忙しい一年、体調管理をしっかりして悔いのない日々、そして楽しい事が一つでも多い一年になるといいなって思います。