今日はミルの方の5,6時間目が休講。

でも7時間目はあるので、一旦家に帰ってきてしばらくしてまた学校に行ってました。

家からギムナジウムまで歩いて7,8分、近くてこういう時便利です。

 

その一旦家に帰って来ている時、私もお茶タイムにして、お菓子を食べながらミルとおしゃべり。

ミルは今日返された歴史のテストを出してきました。

 

ドイツの学校は中間だ期末だってテスト期間は無く、それぞれの教科の先生がテスト時期を決めます。

一応テストの告知は2週間前っていうルールがあるそうですが、それは必ず守られてるわけでもなく、1週間前に言う先生、たまに前もっての告知無しに抜き打ちテストをする先生もいるらしい。

 

また現在10年生のミル、つまり日本で言えば高一ですが、今でも返却されたテストは親が見たよ、のサインをしなくてはなりません。

 

確か先週やってた歴史のテスト。

やった日にミルに「どうだった?」ってきいたら「う~ん、もしかしたら間違ったかもって箇所があるんだよね~」って言ってました。

 

しかし返してもらったテストの結果は見事「1」。

38点満点中37点でした。

正解率96%以上で「1」なので、もう一つ減点されてれば「2」になってしまう厳しさ。

 

ドイツのギムナジウム生はどんなテストをやっていると思いますか?

日本とはずいぶん違うんですよ。

 

テスト問題自体はOHPに映されたり、再利用するのかプリントを配っても回収される事が多いようです。

そして答えは自分で用意した紙に書きます。

筆記用具は万年筆です。

間違ったらホワイトで消すのではなく、横棒を引いて消すルールです。

 

これが今回のミルの答案用紙。

 

 

約45分間のテストだったそうですが、こんな風にA4の紙にびっしり。

3枚の表裏を全部使ってます。

 

穴埋めのような問題は無く、○○について述べよ系の問題ばかりです。

長い文章の中に、入っていなくてはならない項目が無いと減点対象です。

 

今回のテーマは戦後の東ドイツの事だったようです。

 

教科書のゴシック体で書かれている文字だけピックアップして勉強しても点数が取れないドイツのテストです。

 

私はまず、限られた時間にこんなに沢山の文章を書く事に感心しちゃいます。

間違ったかも、って思ってた所が合っていて喜んでいるミルです。

 

ところで、今日はしめ鯖でお寿司を作りました。

 

 

私はしめ鯖が好きで、ダンナが日本出張した際は必ずお土産に空港でバッテラを買ってきてもらってるぐらいなのですが、ミルは今まであまり好きじゃありませんでした。

しかし最近は美味しく感じるそうで、ミルもフツーに食べるようになりました。

 

お寿司が苦手なリコにはちゃんとキンパを作りましたよ。

 

 

ステーキ用のお肉をたっぷり入れたキンパです。

 

ご飯茶碗でだとあまりご飯を食べないミルとリコもこういうのだとちゃんと食べるんですよ。