コロナなんて無かった頃、我が家には常に数種のチケットがありました。
毎月のようにオペラ、劇、コンサートなんかに出かけてたので、それらのチケットがあったのです。
しかしコロナでロックダウンとかにもなって、オペラハウスやコンサート会場自体が閉まってしまったり。
買っていたチケットもイベントすべてが開催されなくなりました。
地元の劇場などのチケットは直接その劇場のサイトで買ったので、そのサイトで払い戻しがあり、手続きをしました。
全国ツアーなどをやっているコンサートは大抵eventimという、日本で言えばチケットぴあみたいな会社から買っていました。
そのeventimで買ったコンサートチケットの中でも、コロナで開催されなくなってすぐに返金手続きをする主催者の物もあったのですが、とりあえずGutschein(バウチャー)に変える会社もありました。
そう、コロナでイベントがバタバタキャンセルになった頃、返金対応が難しいイベント会社もあるので、それらの会社を守るために国で法律が出来たんです。
開催されなくなったイベントチケットはすぐに返金しなくてもよい。
まずはその金額のGutscheinに変え、それをお客さんに使ってもらう。
もし使い切れなかった場合、2022年の1月から返金が可能、っていう法律でした。
ウチで買っていたチケットの中にも、そんな対象の物があり、当時eventimのサイトでGutscheinにする手続きをしておきました。
確か、チケットごとバーコードを入力して登録し、本物のチケットはeventimに郵送するという作業でした。
その後、コロナが収まったわけじゃないので、そのGutscheinを使えるようなイベントもありませんでした。
そして使う事なく返金可能な時期に来ました。
でもコロナの最初の頃にGutscheinに変える手続きをして、その後そのままだったので当然ながらその事ずーっと忘れてたんです。
でもなんでだか、ふと思い出し、その時の封筒を探してみました。
そしてeventimのサイトで確認。
イベント会社によっては、Gutscheinからの返金手続きもこのeventimのサイトで出来る所もあるんですが、ウチにあったのはそれぞれのイベント会社で手続きするというものでした。
すぐにイベント会社にメールを書き、Gutscheinの番号、自分の口座番号などを伝え返金手続きをしました。
ウチは家族4人分のチケットなんで数百€とかなりの高額。
あ~思い出して良かったです。