買い置きしてあったステーキ用の肉を使って今日はビビンバ。

 

 

早めに晩御飯を食べ、お出かけです。

 

 

今日はミルのクラスもリコのクラスも保護者会がある日です。

二人の保護者会が同じ日にある時は私がミルの方、ダンナがリコの方に出てます。

 

今回はミルの方のスタートがリコのクラスより30分早かったので、私の方が先に出ました。

ギムナジウムまで私の足で7分ほど。

もともと人が歩いていない田舎町ですが、夕方はなおさら。

学校に着くまで誰ともすれ違いませんでしたよ。

 

校舎に入って、まずはクラスごとに指定された教室へ行きます。

3Gをチェックする為です。

保護者会に参加する為には3G(ワクチン接種済み、疾患済み、テストの陰性証明)のいずれかが必要になります。

 

教室には担任が名簿を持っていて、親が次々に携帯画面を見せてます。

私も接種済みのQRコードの画面を見せて終了。

 

見ていたところ、全員が接種済みの携帯画面の提示をしていて、陰性証明を出している人は1人もいませんでした。

 

その後は最上階にあるホールへ。

まずは10年生の保護者全員合同の今後の説明を聞きました。

 

もちろんマスク着用は義務ですが、始まるまで親同士おしゃべりがすごくて、まるでビアホールに来ている感じでしたよ。

 

合同で聞いた話は、11年生からの授業の事。

クラス単位で授業を受けるのはこの10年生で終わりで、11年生からは自分で選んだ科目の授業になります。

 

とは言ってももちろん必修科目だらけで、選択科目は少ないのですが。

私にとっては複雑で、結局何をとってどういう風にやったらいいのかイマイチよく分からないです。

しかし今回親に説明した内容は、先週既にミル達10年生は同じ説明を聞いているので、ミルからある程度は聞いていたので、まだ今回の説明もなんとなくは理解できた感じです。

 

その後、ホールを出てクラスごとの保護者会です。

ミルの先生は体育と歴史担当の男性です。

 

彼の話は結構面白いんです。

1つの単語で言える事を5,6個の単語を使って、違う表現で言うので、なんていうのかなぁ聞いていてより状態が分かるっていう感じです。

 

保護者会の最初の言葉が、

先生「今日でお別れです」っていうのにも笑えました。

 

5年生からずーっと同じ担任で同じクラスで今10年生のミル達。

来年にはコースごとになるので、担任というのはいなくなりますし、クラスも解散です。

そして保護者会は年に一度だけなんで、この先生による保護者会は本当に最後なんです。

でも最初の言葉がお別れの言葉とはね(笑)

 

まずはクラスの総評を先生は話しました。

 

先生「先週、たまたま今年卒業していった子達の名簿を見る機会があって、卒業した人数を見たら入学した5年生の時の人数のちょうど半分だったんです。でもこのクラスは5年生からいなくなったのはたった3人だけ、優秀です」

 

ミルのクラスメートは本当にみんな真面目で努力家ばかり。

1人の男の子が学年一つ下がったのと、二人の女の子がOberschuleに移っただけです。

楽しようとか、ごまかそうとか、さぼろうとか、そういうの全くないクラス。

先生からグループ課題とか出されると、どの子も積極的に参加して毎回素晴らしい物が出来上がる感じ。

 

リコのクラスの方はね、そういうグループ課題とかは、時には全くやらない丸投げの男の子とかもいて、仕事分担が平等じゃない事が多いみたいなんです。

まぁ仲良しの子達はそういう事は無いから、好きな子達で出来るグループ課題は楽しいみたいだけど、先生が勝手にメンバーを決めるグループ課題は、結構苦労しているリコです。

 

先生は今年の学校行事の話をし、最後は旅行の話になりました。

10年生でクラスは解散なので、最後に旅行をするそうです。

かなり前にオーストリアの宿を押さえたそうなのですが、コロナで今後が読めない為、学校の旅行は国内に、となったそうで、慌ててドイツの北、バルト海に面した場所への旅行をブッキングしたそうです。

 

その旅行は6月なので、海で泳ぐのがメインの旅行みたいです。

 

最後は「やっぱり今日皆さんにお別れを言うのはやめときます。コロナでどうなるか分からないけど、クラスが解散するまでに、出来たらみんなで集まる機会を設けたいと思うんでね」

と先生が言って終わりました。

 

生徒が真面目なこのクラス、親も真面目な人が多く、みんな熱心にメモをとり、そして保護者会にありがちな、この機会を使っての先生に質問攻めも全くなし。

特に質問する人もなく、スムーズに終わりました。

 

リコの方の保護者会に参加したダンナの話では、色々と細々質問をする親が何人がいたそうです。

 

このギムナジウムの保護者会は年に1回、この学年が始まった時期だけです。

 

家庭訪問なんてもちろん無いし、二者懇談とか三者懇談なんかもありません。

もちろん先生と話したい人は各自アポイントを取って話す機会はあるようですが、私はした事が無いので、本当に担任の先生に会うのは年に1回だけです。

 

そんなんですから保護者達も最後まで誰の親なのかも分からない人だらけ。

みんなは私が唯一の外人だからミルの親って分かっているでしょうけど。

私はクラスメートの親だと気付かないでスーパーとかですれ違ったりしているんだろうなぁ。

 

というわけで年一の保護者会が終了。

私は19時45分ごろ、ダンナは20時半頃帰宅しました。

私とダンナが留守の間、明日2つずつテストがあるミルとリコは必死にテスト勉強していました。