義母の家から車で5分くらい走るとある、中華料理屋は、安くて美味しい。
安くて量が多いので、よく義母との食事で利用する。
麺とご飯もののセットが980円。
しかも、麺もご飯ものも、それぞれ10種類から選べるのだ。
夫「俺は担々麺にしよう。サイドは海老チャーハン」
義母「担々麺とチャーハンいいわね」
私「おかあさん、麺とご飯食べきれますか?」
義母「そうね、、、」
私「私は黒酢豚セットにしよう」
義母「黒酢豚?美味しそうね」
私「美味しいですよ」
義母「私も同じものにしようかしら」
今日の義母は誰かと同じものを食べたいのかな?
メニューを見てもピンと来るものがないようだ。
私「じゃあ、一緒のにしますか?黒酢豚2つ」
義弟くん「俺は天津飯と玉ねぎラーメン」
それぞれ注文が決まると雑談タイム。
席はお昼時の土曜日とあって、割と混んでいる。ここで、万引きの話を切り出すのは、ちょっと難しそうだ、と思った。
ふと、義母を見ると、Tシャツが裏表逆のようだった。
やや、心配である![]()

義母は、カーディガンを着ていたのだ。
義母「確かに暑いわね」
そう言って脱いだ。
そこから、ひたすらどうでもいい話をしていた。
私は、夫が切り出すのか、義弟くんが切り出すのか見守っていたが一向にその話題にならない。
そうこうしているうちに、ご飯が次々と運ばれて来る。
そのご飯も食べ終る頃、ようやく、夫が口を開いた。
夫「この後さ、ちょっと、家に寄っていい?」
あの、荒れ果てた家に入れてくれるのか?
義母「いいわよ」
いいんかい![]()
まぁ、こんなに人が多いところで、万引きの話や病院の話などし辛いもんね。
入れてもらえて良かった![]()
次回へ続く。

