前回の続き。
義父が帰宅した。
これから車屋に行く、と言い残して。
夫「ふう。父、もっといるかと思ったがな」
私「やまさん、パートナーのこと聞けばいいのに」
夫「うみちゃんこそ!」
私「私に聞けるわけないじゃん!」
夫「俺だって聞けないよ!」
私「しかしだね。お父はおかあさんと別れてパートナーを見つけたんだね。やるねぇ
」
夫「別れてからつくったんじゃないかもだけどね」
私「あ、あり得るね!」
義父は70代なのに、我が夫より身長が高く180cm近い。ナイスガイである。
離婚前から夫婦仲は破綻していたわけだし、可能性は十分ある![]()
夫「まぁいいけど。やっとパートナーの存在を明かしたな」
私「そうね。パートナーがいる雰囲気は十年くらい前から感じていたわけだし」
言葉の端々から、義父にはパートナーがいるということを我々は感じていた。
まぁいいけど。
私「今後、そのパートナーに会うって可能性はあるんだろうか」
夫「え、すげえ嫌だ。めんどくさい」
私「まぁ、揉めなきゃいいけど、遺産とかさ」
夫「まぁそれは大丈夫だと信じたい。相手の人お金ありそうな雰囲気だし」
私「遺言あるんだもんね?」
夫「ある。場所も聞いている」
私「じゃあ大丈夫じゃない?しっかし、自分の認知症の話と車の話だけだったねー」
夫「父は株とかニーサの話ばかりだったのに」
私「ちょっとねぇ、、大丈夫かね」
夫「まぁ、ちょっと言葉が出ないくらいだし大丈夫そうだよね。小綺麗にしてるし」
私「まぁねー。かわくんの名前忘れてたけど
」
夫「次男って言ってたな
」
義父が我が家に来るのは、頻度として半年に一度くらい。
滞在はいつも一時間ほど。
我々は、義母以上に義父の生活を知らない。
まぁ、まだ言葉も出るし、車をぶつけたような跡もなかったし、大丈夫だろう。
そして、それから、3日ほどして、夫が私に凄い勢いで駆け寄って来た。
口には、歯ブラシ。
夫「ん~~ーーーん~~ー
!!」
私「え?なになに?」
スマホの画面を私に見せ付けて来た。
そこにはこう書いてあった。
こんばんは。ゆきこおばさんです。おとうさんのことでお話があるので、今から電話しても大丈夫ですか?
私「え?なになになに
」
夫は歯みがきを手早く済ませる。
私「なんだろう。おとうさんが認知症かもしれないって話かなぁ
」
夫「おばさんから連絡が来るってよっぽどだなぁ。ちょっと電話してみるよ」
夫は、自室にこもった。
次回へ続く。
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