このブログは、認知症疑いの義母、それを見守る夫、私、義弟の3人の日常を綴っております。
義母は認知症と診断されませんでしたが、大いに怪しいのです。。
前回の続き。
私「スープ美味しいね」
夫「あったかくて美味しい」
店内は冷房がききすぎている。
夫は義母に話かける。
夫「ルルちゃん元気?」
義母「元気」
夫「おかあさん、また旅行しないの?」
義母「犬がいるからねぇ〜」
夫「もしまた行けるとしたらどこ行きたい?」
義母「。。。。。。。。。」
義母は言葉が出ない。
夫「何カ国行ったっけ」
義母「大して行ってない12くらい」
夫「行ってるよ!」
義母「アメリカが最後だったわね」
私「行きましたね、アメリカ」
義母は数年前にアメリカに行っている。かわくんと一緒に住んでいる頃は、あちこち旅行していたのだが。
センサーライトについて
夫「そういえば、センサーライト付けたね」
義母「付けた」
夫「どこが付くの?」
義母「玄関と庭」
夫「いつ頃付けたの」
義母「んーーー3ヶ月前くらいかな」
夫「何で付けたの?防犯の為?」
義母「うん、そう」
夫「いくらくらいした?」
義母「忘れた。でも大した金額じゃなかったわよ」
夫「そうなの?」
義母「うん」
夫「何て電気屋?」
義母「川田電気」
私「照明もそこで買ったんですか?」
義母「そうよ。よく覚えてるわね~」
私「去年、言ってたじゃないですか。じゃあ冷蔵庫も?」
義母「うん。冷蔵庫も川田電気」
夫「クーラーも?」
義母「クーラーは違う。〇〇電気」
〇〇電気は大手の電気メーカーだった。
夫「そうなんだ。」
私は川田電気を頭にインプットした。後で調べるつもりだ。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
料理が来ると
やがて、大きなナンとカレー2種類、チキンティッカが1つ乗ったトレイが、私と義母の前に運ばれて来た。
義母はそこで驚くべき言葉を発した。
「どうやって食べるの、これ」
一瞬、耳を疑ったが、そういうこともあるかしらね、と気を取り直した。
私「えっと、こうやって、ナンをちぎって、カレーに付けて食べるんですよ」
義母は私の食べ方を見ながら食べ始めた。
ひょっとしたら、数年前に夫とインドカレー屋さんに行ったのが最後だったのかもしれない。
(その頃はしっかりしていた)
久しぶり過ぎてインドカレーの食べ方を、忘れたってことかな?
平静を装ったが、私の中ではなかなかの衝撃だった。。
次はどこへ行きたいか
夫「またさぁ、次誘うからどこに行きたい?」
義母「どこって。。。」
夫「色々ジャンルあるじゃん。洋食、イタリアン、和食、中華」
義母「。。。。。。。。うみさんは、どこ行きたい?」
私「え?私ですか?どこでもいいですよ~私、あちこち行ってるんで」
義母「。。。。。。。。。。」
義母は言葉が出ない。自分の意思を確認するような質問には、答えられなくなっている。
なぜか、カバンの中身をガサゴソ、確認しだした。
夫「まぁ、考えておいてよ。」
義母はそれには答えなかった。
正確には答えられないのかもしれない。
そして、カバンの中身がうっすら見えて、そこから出てきたのは、なんと食べかけの菓子パンだった。
菓子パン!
次回へ続く。