先日、義父が来た。
義父は、いつもお米を持って来てくれるのだが、今回の訪問では、新米を20kg持って来てくれた。
私「わーありがとうございます!嬉しいです!」
夫「ありがとう!」
お米は、ホントに高くなったから、有り難いわぁ。。

義父の土地のこと
義父は、畑と田んぼを持っている。
義父「大体、売ったんだけど、どうしても売れないところが残っている」
夫「国に返せないの?」
義父「返せない」
夫「そうなのか。。」
義父の実家は、畑や田んぼを沢山持っていたらしいのだが、それを近年ちょっとずつ売り払っていたらしい。
義父「あとは、家と土地。田んぼと畑をどうにかしないと、売れないな」
義父の病気
実は、義母のことでいっぱいいっぱいだったが、義父は義父で昨年、初期の癌が見つかり放射線治療を終えたばかりだった。
夫「身体、大丈夫なの?」
義父「治療は全部終わって、あとは定期的な検査だけかな。薬の副作用で少し太った」
夫「あ、ちょっと思ったよ」
義父「10kgも太ったよ。あとはホットフラッシュがある」
夫「何それ」
義父「汗がだーっと夜、止まらなくなる。」
夫「へえ、大変だね」
義父「大変だよ。でもそれ以外は問題ない。元気だよ」
義母について聞く
私は、義父に、義母の交友関係を聞いてみたかったので、聞いてみることにした。
私「ところで、おとうさん、おかあさんのこと
ですが、おかあさんの交友関係知ってますか?」
義父「えーっといないんじゃないか、友達」
私「え?いない?」
義父「なんか、3人くらいいたけど、疎遠になっちゃったって聞いた。あとは年賀状くらいかな」
私「そうですか。。じゃあ、ここ十年くらいで出来た友達がいるかもしれませんね」
義父「えー。いないんじゃないか?性格的に」
私「え
そうですか?」
義父「うーん、多分。」
私「いやぁ、友達がいれば色々聞けるかと思ったんですが、、」
義父「あぁ。。私も最近、危ういかもしれない。認知症かも」
夫「え?何で?」
義父「人の名前が出てこないんだよ。」
夫私「いやいやいやいや」
夫「そんなもんじゃないって」
私「そうです、それは普通です」
夫「もうホントにやばいんだから。部屋は汚くなってるし」
義父「あ、そうなの。」
夫「これ、見てよ」
夫は義母の家のカレンダーを見せた。それは、見せた人全てを驚かせる、書き込みが沢山ある呪いのようなカレンダーである。。
義父「わぁ、なんだこれ?これ何でこんなに書き込みがあるの」
夫「知らないよ。もう病気だよ」
私「まぁ、もう病院で診てもらいますけど」
義父「そうか。おかあさん、まだ若いのに、大変だな」
義父は、お米を届けてくれた後、1時間くらい話しをして、帰宅することになった。
義父「じゃあ、帰る。私もちょっと危ういから、なかなかこっちまで来れないかもしれない。今度は遊びに来て」
夫「分かった」
義父は、義母と違って友人が地元に沢山いるらしい。また、義父の妹家族も、近くに住んでいる。その点、義母と比べれば、安心である。
私「お元気で」
義母には、私達以外に交友関係があるのか?
結局、義父に聞いても不明のままだった。
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