義母宅にて 3 | 人生つれづれ

人生つれづれ

つれづれなるままに。

前回の続き。


以下、経過。


万引きで警察に、、




そこから、義母に会うことに↓





義弟くん、かなり真剣な表情で義母を見ている。

義弟くん「かあさん、言っとくけど、これが本当に最後だからね。次はないよ。次捕まっちゃったら、もう拘置所だよ。その年で、拘置所とか相当辛いからね」

義母「はい。」

義弟くんはかつて、警察官だった。だから、なかなか厳しい面があるのだ。

義弟くん「とにかく、兄貴が迎えに来てくれるって言うから、その日は必ず行くこと。他に予定入れないでね」

義母「分かりました」

それから、部屋の話になった。

夫「おかあさん、ここにあるゴミ袋に今、虫いたよ!」

義母「え?虫?」

義母は慌てて、ゴミ袋の口を縛る。

義弟くん「おれ、この部屋掃除機かけたい。いいかな?」

義母「やめて、みんな来ているのに、掃除機なんてかけなくていいわ」

夫「あそこにある新聞紙、持っていこうか」

部屋の片隅に、2山ほど新聞紙があって、夫はそれを指差した。

義母「いいわよ。それ回収に来るから」

義母は家をいじられたくない様子だ。

義弟くん「ルル、皮膚病良くならないね。」

義母「病院でシャンプーしろって言われたわ」

そう言って、義母はキッチンの方からシャンプーを持って来て見せてくれた。

受け答えは、しっかりしているし、失語もない。
毎週のように習い事に行くし、コンサートや舞台にも行く。

一見、普通なのに、鬱とも言い難いし。

しかし、部屋の衛生観念はおかしくなっているし、カレンダーは呪物だしガーンこの段階で、認知症って診断されるかは疑問である。

義母が、とりあえずすんなり、病院へ行ってくれると言って良かったおねがい

我ら3人は晴れ晴れとした気持ちで義母の家を後にした。

義母は、車の前まで見送ってくれた。

私「また、来ますね」

夫「じゃあ、また」

義弟くん「またお盆に来るから」

義母は、みんなに手を振る。

その姿が、なんとも切なくて、しかしどうすることも出来ない。

引き続き、見守っていくしかない、そう思った。


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夫が車を出す。

私「沢田さんに声かけらんなかったね」

隣人の沢田さん。夫と連絡を取りたがっていた人。義母の家から出た時、車は戻って来ていたが、タイミングを失った。

夫「しょうがないよ。母、家出て来ちゃったし」

私「まあ、良かったよね!目的達成したよおねがい

夫「本当だね!」

義弟くん「とりあえず、会えて良かったですよ。病院も行くって言ってくれたし。」

夫「そうなんだよ。これで認知症って診断されれば、次捕まっちゃった時、違って来るからな」

義弟くん「まー、2回以上確実にやってるだろうね」

私「ひぇっ。やっぱりガーン

義弟くん「やってますよ。」

夫「けど、ずっと見張っておくわけにもいかないしなぁ」

義弟くん「実は、俺、、、母と暮らさなきゃダメかな、って思ってたんだよね、こっちに呼び寄せようかと。」

夫「え?お前、結婚出来なくなっちゃうよ!」

私「そうだよ!まだ諦めるのは早いよ!」

義弟くんは、身長180cmのナイスガイなのだ。アラフォー独身だが、なかなかご縁がない。

義弟くん「だって、兄貴んとこには、息子くんいるし、母はあんなだしさ」

我が家の息子。難病で寝たきりで常時介護が必要な重症心身障害児。更に、腎不全で腹膜透析をしている。

気を張る場面が多々あるので、義母と一緒に暮らすという選択は難しい。

例えば、腹膜透析の接続をしている最中に、不意に部屋に入られると非常に困る。

まさか、元気で活動的な義母が認知症になるなんて、予想もしなかった。

1人でアメリカツアー旅行に行ってしまうような義母が。

毎週のように、プールで泳ぎに行くような義母が。

私「結婚相談所利用したら?」

義弟くん「調べたんですけど、めっちゃ高い。ボッタクリじゃないですかー」

私「でもさぁ、もったいないよ、本当に」

義弟くんが家を出て義母が1人暮らしを始めて、2年弱で少しずつおかしくなっていった。

義母は義弟くんが一緒に居た頃は、義弟くんの為に洗濯をしたりご飯を作ったりしていたらしい。

多少なりとも、責任を感じているのかもしれない。

次回へ続く。


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暑いなぁ。。