義母の家に突撃する 2 | 人生つれづれ

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つれづれなるままに。

前回の続き。


義弟くんを迎えに駅のロータリーへ向かう。土曜日は道路が混んでいて、約束の時刻より、少し遅れてしまった。


義弟くんは既に着いており、電話すると車の方へ歩いて来た。


久しぶりに見る義弟くんは、お洒落になっていて、髪型も変わっていた。


義弟くん「こんにちはー。お久しぶりです」


私「久しぶりー。いいじゃん、いいじゃん、髪型変えたんだー。イケメンになったじゃん」


夫「それじゃあ今まではイケメンじゃなかったみたいじゃん」


私「けーっ。うるさいよムキーイケメンが更にイケメンになったって言いたいんだよ!全く」


義弟くんを後部座席に座らせ、今日の作戦会議をする。


私「まずさぁ、会えるかわかんないのよ。犬の病院は午前中って言ってたから、もうお昼過ぎたしいるかなとは思うんだけど。鍵持って来た?」


義弟くん「はい。持って来ました。」


私「じゃあ、家の中で待つことも可能だよねー。どうする?さっきね、夫とも話したんだけど、もしいなかったら、とりあえずお昼ご飯食べて出直すってことも考えたんだよね。」


義弟くん「そうですねぇ。いやー、本当に困りましたね。居ないなら居ないで、家の中をちょっと見たい気もしますけど」


夫「そうだなぁ。ルルちゃん、大丈夫かなぁ」


私「確かに。ちょっと心配だよね。4月に会った時はさ、まだ大丈夫かなぁって思ってたんだけど。」


義弟くん「まさか、またやらかすとは思いませんでした。」


私「会えるか会えないかもわかんないのに、わざわざ遠くからありがとうねー」


義弟くん「いや、いいんですよ。もう有給取っちゃったし、家族のことで休みたい、と上司に伝えて許可もらったんで。さすがに万引きのことは言いませんでしたが」


夫「お前の上司いい人そうだよなぁ」


義弟くん「そうだね~。はぁー。正直何を言えばいいんだか。」


私「とりあえず、怒るのは禁止。責めるのもダメ。病院に行ってもらわないとね」


夫「そうそう。認知症の人を責めるのはダメらしいからな。」


義弟くん「分かった。俺は今回はちょっとおとなしくするわ。けど次やらかしたら言う」


夫「そうか。」


私「あとさぁ、隣のおじさんにも話を聞いたら?」


夫「そうだね!母が居ないなら、それもアリだ。」


義弟くん「隣のおじさん?」


私「そう。あぁ、この話、してなかったっけ?実はね、、」


話は、去年の秋頃に遡る。


夫に義母から謎のラインが来たのだ。


今思うと、アレも義母の認知症疑惑の伏線だったと思うんだけど、まだその伏線は回収されていない。


次回へ続く。



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ブログを書いていると、猫が膝に乗ってくる。