普通に1日過ごした昨日だけで、5カ所で東日本大震災の募金箱を目にし、
その5カ所すべてにわずかずつですが募金させていただきました。

ずっとこんな風に毎日を過ごしています。
そんな毎日を過ごしている人が、大半なんじゃないでしょうか。

私は、募金するたびにそのお金の行き先を、
募金箱に張ってある紙で確認したり、
設置主に確認したりしています。
できるだけ、行き先をばらけさせたいという気持があるから。
できるだけ、早い段階で役立て始めてほしいという気持があるから。

日本赤十字社に送れば、それが一番確実な気がして
自分でも行き先が日赤の募金箱に何度も募金したし、
このブログでもリンクを張ったりしたのですが…

今の時点で506億円も集まった義援金は、どこにも分配されていないんですってよ!
そんな馬鹿な事って!

清水国明さんのオフィシャルブログより(4月1日エントリ分)
 (日本赤十字社・以下日赤)義援金はまだどこにも分配されていない。
 その理由は広範囲な災害のため集計ができず、
 分配の委員会が発足されないから。それが立ちあがったら、
 義援金はすべてそこにお渡しする。


ちょうど、自分の中でも
「もっと、自分のやることが直接誰かの役に立つような
支援に切り替えた方がいいのではないか」と思い始めていたところ。
たとえば、沖縄に避難して来た人が必要としているものを買うお金を
集めているような団体に募金するとか。
支援を必要としている側と支援者が、きっちりと輪になって、
情報が循環しているような所で、
自分にできる事はないのかなって。

沖縄本島には、「つなぐ光」というプロジェクトがあるのですが、
石垣市では、こういう感じの支援を統括しているところはないのかな。
何か情報を持っている方がいらっしゃったら教えてください。
もっと行政が「避難したい人は早くこちらに来てください」って
しっかりプロパガンダすべきだと思うのですが…。
(避難したい気持があっても、周りを見捨てて出て行くつもりか!といった
視線があったり、また、親類縁者の消息が分からないまま出ていけないと
思っている方も多いそうです。そういう人が望んでいる事は
「こちらに来てください」という他府県側からの強いアプローチなんだそうです)

私は、自分のふるさとをいつか立て直すためにも
まず自分を立て直さないといけないと思うのです。
そのために、一時「衣食住の心配のない土地」に移動し、
鋭気を養う事をしてほしいと思うのです。それを望むすべての人に。

しっかし…
義援金にならないじゃん!
早く渡しなよって思うんですけど!