3.11のあの日、小学1年生だった子どもたちは今年20歳になりました。
 
我が娘もそうです。昨日はあの日の詳細を記したblogをあらためて読み返しました。

 

 

この地域は最近とても地震が多く、大人は少し慣れてしまっています。怖がりの私でさえ震度3程度ではさほど驚きません。

 

ところが、保育園での実習中に地震が発生した際は、全く違っていたようです。

 

大学ガイダンスでは実習中に災害が発生した場合、とにかく保育者の指示を仰ぎ、迅速に行動するよう伝えられていたそうです。

 

震度4の地震が発生したのは1-2歳児を担当していた日。驚いて泣き出す子はいなかったものの、まだ小さいので自分では避難できないため、先生が園児を一人ずつ机の下に避難させていたそうです。

 

訳が分からず出てこようとする子もいるので、出てこないよう抑えている先生もいたので娘も同様に動いたとか。

 

その時、普段はいつも優しい先生方が一変。とても険しい表情になり、動きも無駄がなく俊敏だったそうです。それは、定期的に実施されている訓練の賜物に違いありません。どんな職も、机上での学びとは一味も二味も違うのが現場です。

 

 

阪神大震災の経験もある私。大災害から得た教訓を忘れないため、今年も募金させてもらいました。