4年半病と闘い続けたはこちゃんのおいたち~負けていない走り抜いたよ | みるくの会

みるくの会

みるくの会は2015年より「地域猫活動」TNRをしてまいりましたが、2022年3月31日をもって活動を終了することになりました。
詳細はブログで↓
《大切なお知らせ》
https://ameblo.jp/mirukunokai2016/entry-12733619522.html

私の宝物はこちゃん

好きすぎて困ってしまうぐらい大大大大大好きなはーちゃんラブラブ


娘に息子&兄にゃん二匹の末っ子だからか…何しても可愛くて可愛くて、こんなに可愛いこいるの~ってぐらいびっくりするぐらい可愛くて


一度も、も~ダメとかちょっと~とかも一切言ったことありません。言わせないそんな不思議な可愛さを持っていたかわいこちゃん飛び出すハート


お世話できることが幸せでラブ

うんちが落ちていようがおしっこで汚れようが、「わぁうんち出たんだねよかったよかったね~汚れちゃったねごめんね気付くの遅れて」

私の枕の横がご飯を食べる場所!

夜中何回もご飯欲しがって起こしてきても、10分前にあげたのに、ん?また?なんてことしょっちゅうで、それでも「たくさん食べてかしこいね」…ウトウト…ウトウト…お皿に手をかけながら寝てしまう私…クチャクチャ…ん?兄にゃんに食べられてた~ごめん不安

なんてことは日常茶飯事でした~ごめんねはこちゃん!


預かりボラ時代の2020年12月に、我が家にきてくれたはこちゃん

箱の中にいるところ保護されたのではこちゃんって名前つけてもらっていたね


初めましての時不安で鳴いて鳴いて


ママが抱っこして大丈夫大丈夫って



出会った時キラキラな大きな瞳で見つめてきたよね…はこちゃんって声をかけるとペロペロ手を舐めてくれて、これでもか~ってぐらいみんなの手を舐めて舐めて

いつもうさぎみたいにピョンピョンしてて


ハンモックにのることできたよね

この時はまだ筋力があってピョンピョンできたし、しっぽも上にあげれたね爆笑

初挨拶兄にゃんにシャーって言われても聞こえてないのかな?ってぐらい動じなくて我が道を進んで、そのまま兄にゃんの真ん中に入りこんで、私の居場所はここよって3匹で寝ていたよね。

あの時は、この子は強いな~すごいな~ってびっくりしたよ!兄にゃんたちも「にゃんだこの可愛い子は」ってなってたはずグラサン

はこちゃんがぐいぐい入っていき

初めて3匹で寝た日❤️

ほんとにびっくりしたな~

この日から気がつくと兄にゃんといつも一緒だったね~特にきゅう兄が大好きピンクハートお互いなくてはならない存在に…1歳しかかわらないけど、体の大きさは3倍ある兄にゃんといると守られてるってきっと安心だったよね

はじめましての時からうんちがあんこみたいでお腹に腫瘍があるかも…と言われていて療法食生活からはじまり経過観察の日々を送り、避妊手術の時に確かめてもらうと腸い憩室、腸に窪みができてそこにうんちがたまって固まっていたんだよね。無事に切り取ってもらったね。


この時ぐらい生後4ヶ月ぐらいから、食べているのに痩せはじめてきて、みんなより運動神経があきらかに悪いなと思い始めて、肝臓の数値が高いアンモニアが高いと言われて門脈シャント疑いになり、療法食で経過観察しながら定期的に通院。セカンドオピニオンにもいったよね。


結果慢性胆管炎と言われ、体重をキープしそのまま経過観察するしかない。食べなくなれば受診となりました。


でも、少しずつ少しずつできることが減っていき、食べてるのに痩せてるし、何かがおかしい何かがおかしいって…相談しても個性かな…となったよね。歩けているから…


病弱なはこちゃんは一度も里親会にでれなかったよね。だから見送るばかりで、預かりっこだから里親さんをさがさないとそう思って、そうしないとって言い聞かせて、病気のことをのせて里親サイトに載せたこともありました。1度声がかかったことも、里子にでると緊張します、なので初日は食べないなんてこともある。でも1回食べない1日食べないことがはこちゃんにはリスクが大きくて、不安で喜べない自分がいて…


いろいろ家族みんなで考えました


「我が子にしよう」「もう家族やん」


赤い糸は繋がっていました~改めて我が家へようこそおねがい


我が子になってから、いろいろ調べて何件も病院をまわったよね。

ん~FIPかな?検査してみよう

ん~心臓かな?心電図…

ん~脳かな?でもしっかりしてるし

歩けているんですよね?運動神経悪いこもいるしね。血液検査的にも大丈夫。


なかなか気付いてもらえなくて…

急に倒れて起き上がれなくなり…

やっと筋肉の難病だと気付いてもらえた時には、

病は進行していました…

免疫介在多発性ニューロパチーミオパチーは治らない病気です。進行していずれは寝たきりにそして死に至る病気。病気そのものより誤嚥性肺炎等の合併症で急に亡くなったりすることが多い病気。寿命は短い。

治癒できる方法は病が発覚してもなくて、免疫抑制をしながら少しでも進行を遅らせるリハビリをする。それしかなくて。

人間やわんちゃんと違って猫のリハビリは難しくて、なかなか思うようにできないのも事実で…

数値にでないので薬も効いているのかきいていないのかわからなくて…


この病気の猫ちゃんはほとんどいない…だから病院の先生たちが、この病気かも?って疑えなくても仕方ない、そう大きな病院の神経専門の先生は言っていました。難病→診断までにも時間がかかり、治癒も難しい病気そんな病気を難病と言うんだよと説明を受けました。


この病気の合併症…腸閉塞腸絞扼性イレウスにもなり緊急手術、その時に口がみんなの半分以下しかあかないこと。体が伸びないこと開きにくいこと…いろんなことがわかり、閉塞部分も初めてみるような状態だったらしく…先生も今まで経験したことのない見たことのない状態で、うちでは無理かもって高度医療施設専門の先生ならと諦めかけたようです、でもなんとかって命がけの手術を成功させてくれました。

そこから経鼻栄養をカテーテルを頑張って回復したよね

はこちゃんすごくすごくがんばったよね!


先生がたすけてくれたいのち

がんばったねがんばったね



術後しんどかった時もきゅう兄さんが寄り添ってくれたね




朝晩の抗癌剤注射にも通いました


定期的な検査もがんばりました


たくさんたくさんがんばりました


そして免疫抑制しているとおこる合併症でもある膿胸に…


こんなにも色々乗り越えてきたはこちゃんだから、今回もきっと帰ってきてくれる!!そう思っていました…悔しいなやっぱり悔しいな


4年半の闘病生活


最後の半月ぐらいは、足もひきずりながら歩き、2センチぐらいの段差がやっとで…寝転ぶと自分では起き上がれなくて…水を飲むとむせる…ご飯を食べるとむせる…

毎日がしんどかったかな…

幸せだったかな…

はこちゃん…はーちゃん


幸せであったと願いたいです…

ママは、はこちゃんのママになれて最高に幸せでしたピンクハート


兄にゃんとのグルーミング大好きだったねピンクハート




日向ぼっこ大好きだったねピンクハート

はこちゃんは病気に負けたわけではない!
こんなにがんばりやさんなんだから!
負けたと言いたくない!
さいごまで走り抜けた!
すごいよ!

ママの力不足…そして
今の医療が治せなかっただけ…だから医療が進み、難病の治療薬ができて治せる日がきますように願っています!

みんなの病気がなおりますように