猫の多発性ニューロパチーとミオパチーの特徴 血液検査でみえた異常 | みるくの会

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《大切なお知らせ》
https://ameblo.jp/mirukunokai2016/entry-12733619522.html

前のブログと重複する部分が多いですが、もう一度この病気の特徴、特に血液検査の数値をふまえてまとめてみましたニコニコ


多発性ニューロパチーミオパチーになると採血すると筋肉が壊れると上昇するCPKの上昇が特徴的だそうで、ハコちゃんも自力で起き上がることが困難になった時CPK2000をふりきってましたガーン

その後免疫の暴走具合で、上がり下がりはあるもののまだ高い数値ですタラー


猫ハコちゃんは3年前まだ預かり時代だった時に、ちょうど避妊手術の際に、肝臓の数値が高く痩せてることを指摘されていましたショボーン

実はこの筋疾患、CPK以外に高値となる数値があり、それがGOT・GPTといった肝機能を表す値なんですアセアセ

人間でも、筋症状がそこまで強くでていなければ、肝臓の疾患と誤診されることがあるそうですタラー

ハコちゃんもGPTが正常値は22~84ですが、400前後、GOTが正常値14~58ですが、200前後あり肝臓の数値が高値でしたショボーン
後痩せて筋肉がなくなるのでクレアチニン正常値は0.8~1.8ですがが0.1~0.2前後の低値でした。

痩せてはいましたが、肝酵素以外目立った血液検査の異常はないし日常生活がおくれいた為、胆管炎と診断されたんだと思いますダウン

猫では特にまだまだこの病気がしれわたってないので、画像にはうつらないのでレントゲン等の画像診断でも異常がみられないので、肝臓の数値が高い・食べているのに痩せている・運動神経が悪いだけでは多発性ニューロパチーミオパチー辿り着かないのが現実なのかなとアセアセ

神経専門の先生でないとまだまだ診断されにくいこの病気の特徴ショボーン
なので気づいた時には起き上がれない等進行してしまってからになることが多く、そしてそこから色々な検査を経てやっとわかるのが難病。診断までに何年もかかってしまいます泣

ニューロパチーミオパチーのタイプ種類にもよりますが、1日でも早く気づけて早く治療にうつれれば根治はないですが、予後は良いことが多く寛解まで持っていける病気でもある!ともききました!残念ながらハコちゃんは慢性型で重度の筋萎縮を起こしているので寛解まで持っていけることは難しいようです、なのでこれ以上の進行を止め現状を維持することを目標に治療していますえーん

猫多発性ニューロパチーミオパチーの特徴
星肝臓の数値が高い(主にGPT GOT)

星食べているのに痩せている&痩せてくる

星運動神経が悪い(ジャンプが苦手、よくつまずく、転けた時に受け身とれない等)

星CPKが高い(↑上記の症状があった場合ぜひこの項目検査をしてもらってください。免疫の暴走具合で数値がかわるので、症状が強くでてる時でないと数値が高くでないこともあるそうです)

星レントゲン等の画像では異常がみられない

星クレアチニンが低値

情報が少ない難病…このブログが誰かの参考になり希な病気にも早く気づけますように猫☘️

大好きな兄にゃんたちに支えられながらハコちゃん免疫抑制剤シクロスポリン、抗がん剤キロサイドをがんばってますおねがい
今はまだ体になんの変化もなく、副作用もなく過ごしています!
この薬が効いたよ!副作用はこんな感じ!等々変化があれば情報までにまたブログでお知らせしますニコニコ

まだ3歳遊びたい気持ちもすごくあります猫ルンルン
猫じゃらしですぐ疲れるので少しの時間ですが遊んだりもできますおねがい
猫じゃらしを使い階段をのぼるリハビリおねがい