赤目四十八滝 その①
1本目の滝
霊蛇滝
1本目ってやっぱすごい感動しちゃいます。
赤い目の牛
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今から約千二百年も昔のことじゃ。厳しい修行をする修験道を始めたといわれている役小角が、赤目の滝の山に入って修行していたらな、牛に乗った不動明王がやって来た。顔は色黒く、大きな恐ろしい目をして口に二本の鋭いきば、右手に降魔の剣をかざしとった。乗っている牛といったら炎のように赤い目をしていたそうや。不動明王はしばらく役小角の修行をじっと見ていたんやけどな、そのうち姿を消してしまったそうな。役小角は、この地を不動明王が住む霊地に違いないと感づき、黄竜山(のちの延寿院)という立派なお寺を建てたんやと。
赤目の地名は、赤い目の牛が不動明王を乗せてやって来たところから名づけられてな、滝も赤目滝と呼ばれているんやと。役小角が修行をしていた妙法山は、滝の入り口近くに鋭くそびえ立っている山でな、山頂には文字を刻んだ大岩がいくつかあって、中にお経がおさめられているといわれているんやわ。
奈良県ってどこに行っても
役小角なんですよね~
2本目
不動滝
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渓谷にかけられた不動橋からの眺めは壮観で、不動明王にちなんでこの名が付けられ、滝参りとはこの滝にお参りすることでした。明治の中ごろまではこの滝より奥は原生林で、足を踏み入れることはできませんでした。
滝壺が綺麗に煌めいてました。
不動橋の上で記念撮影
八畳岩
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広さが畳、八畳程ある事から八畳岩と名付けられたそうです。
伝説によると弘法大師空海が修行していた際、天童が現れ、
岩の上で見事の舞いを舞ったと伝えられています。
次回も先の滝に進んで行きます