16日は、夜公演に行きました。
my初日。
ワクワクドキドキ不整脈♡←みっちゃんファンならわかるw
三越劇場は、三越日本橋本店内本館6階にあります。
古いですが、趣きのある劇場です。
和ものを上演するのにはぴったり。
恐怖時代は、その名前からおどろおどろしいものを想像していました。
簡単に言うと、太守の妾お銀の方(みっちゃん)が、お家乗っ取りを企んで、邪魔者を毒殺し、最後には自分も死んでしまうお話です。
怖いのですが、怖いだけではない。
そこには美しさがあり、笑いがあり、役者さんたちの個性が表れていて、一言で言って面白かったです。
みっちゃんが演じたお銀の方は、妖艶で男を手玉に取る悪女。
今まで演じたことのない、真逆な役どころ。
ご本人も、なんで自分にこのような役が回ってきたのかわからなかったようです。
演出の藤間勘十郎さんは、日本舞踊宗家藤間流の八世宗家。
普段は歌舞伎の世界にいらっしゃいます。
みっちゃんに、生身の女性とは違う形での色っぽさを出してほしかったとおっしゃっています。
女の部分がいやらしく出過ぎると気持ち悪くなる。歌舞伎にはそういういやらしさがない。
元男役のみっちゃんだからこそのオファーだったのです。
女を演じる。
みっちゃん、元々女ですが、宝塚時代の経験は活かせない。
歌舞伎言葉も初めてだし、女の声も所作も色っぽさも、難しかったと思います。
共演者である女形の河合さんからひとつひとつ手ほどきを受けたそうです。
私達は、「みっちゃんよくがんばった」と思いましたよ。
幕が開いた時の姿にまずはびっくり。
お寝間着で煙管を吸っていたのですから…。
色っぽかったです。
男にしなだれかかる仕草や表情も。
そして、合間に見せる悪女の顔もすごい。←語彙力不足です。
共演者の方々も、それぞれ個性があって、中でも古今亭志ん輔さんと三林京子さんがお上手でした。
志ん輔さんは、アドリブも入れてくださって、客席を笑わせるだけでなく、共演者の方も必死で笑いを堪えてるのがわかって面白かったです。
多神教は、なんの予習もしないで観たのですが、思ったよりはわかりやすくて、媛神と神職のやり取りが面白かったです。
みっちゃんは巫女の役で、客席から登場。
生き生きと見栄を切ってました(笑)
翌日17日は、
三越の天女(はごろも)像の前で友人と待ち合わせ、観劇前の腹ごしらえ。
納豆蕎麦。日本橋でお蕎麦ってツウみたいじゃん(笑)
さっぱりしておいしかったです。夏にはもってこい。今冬だけど…。
そのあとはミカドコーヒーで友人お勧めのモカソフト。
お蕎麦もモカソフトも冷たかったので、温かいものがほしくなり、
コーヒーも注文しました。
その後観劇。
二回目にしてmy楽です。
やはり何度も観たくなる…。
先ほど書いたことは、このパンフレットによるものが多いです。
なにしろ海馬がいかれてるので、すぐに忘れます…。
薄い冊子ですが、お写真もいっぱいあってお買い得。
でも、
こんなことになってます。
まだ中日ですよー。
終演後、
千疋屋で苺サンデーをいただきました。また冷たいもの←懲りないやつ。
ついでに、
フルーツサンドも買って、帰りの新幹線で食べました。
東海道新幹線のコーヒーって、季節ごとに違うって知ってました?
私、初めて知りました。
今はバレンタインにちなんでか、チョコレートに合うコーヒーでした。
後ろ髪を引かれながらの帰路でした。
もう一度観たい。
関西でもやってくれないかな?