『ゆくとしくるとし』『僕らのパレード』の2編収録の本。
まずはじめのタイトルのほうは、年末年始に帰省したら、家にオカマがいたというはなし。
助産院をしている実家で、お産はプロだけど料理がからっきしな母親の代わりにおいしいご飯を作るオカマさん。
出会いもすごいけど、初もうでで遭遇した臨月妊婦の緊急救出をするオカマさんはやっぱりかっこいいと思えた。
もうひとつのパレードのほうは、母親にTRFが好きだからという理由でサムとつけられた子供が巻き起こすちょっとした人情ストーリーという感じ?
姉はキラキラ系ネームで何かからとったんだろうなって感じだけど、お父さんもころころ変わるけど、それでも愛情をもらって育っている子供たち。
でも突然お姉さんから表情が消え何も発しなくなった。
4番目のお父さんは突然消え、新たにやってきたお父さんの故郷で暮らすことになる家族。
そこで数年暮らしてから明かされる真実。
結構ヘビーな人生だな、オカマが居座って一緒に暮らす1話より重い。
4番目のお父さんの”よんちゃん”の言葉が素敵。
お母さんの単純なネーミングセンスはいただけないな^^;
この新たな家庭に生まれ出た子はジュンになるそうだが、ペ・ヨン・ジュンのどれがいい?ときたもんだ・・・そらみなジュンがいいというだろうなw
さくっとよめた。

