映画にまでなったストーリーがどんなものなのかと読んでみました。
就活生が読むのは・・・ちょっとつらいかも?!
スピラリンクスという企業(LINE会社のような企業?)に5000人以上の中から選ばれた人材というだけあって優秀な大学生6人が選出された。
最終選考のグループディスカッションに残ったのは以下6人。
波多野:主人公とおもわれる。多分普通の大学生。(立教、経済学)
九賀:フェアが口癖、リーダーシップが取れるイケメン。(慶応、総合政策学部)
矢代:人脈がある美女。(お茶の水女子大、国際文化)
袴田:スポーツマン、ムードメーカー。 (明治大学)
森久保:見るからに賢そうなインテリ眼鏡風(一橋大学)
嶌:普通の女学生。洞察力があるらしい。(早稲田、社会学)
グループディスカッションにて内容が良ければ全員内定ということで和気あいあい、仲間となっていってたが、突如内定は1名に絞るためのディスカッションとするという連絡を受け、一気に敵同士となる。
当日ディスカッションでは謎の封筒が隅に置かれていて・・・そこからがこの6人の黒い部分暴露大会?!
30分の時間ごとでだれがふさわしいか投票しようという決定をしたが、封筒が現れた自伝から一転、公開処刑状態。
投票に公平性はあるのか?!
はじめに封筒を開けて出てきたのが「袴田人殺し、いじめにより自殺に追い込む」という内容が。
ほかにも「久賀、女孕ませ堕胎させた」「矢代バイタ女」「森久保は老人ターゲットとした詐欺師」
悪行暴露で何を試そうとしているのか、誰がこれを仕組んだのか。
この中から選ばれた内定者一人は・・・・
8年後、ふたたびこのディスカッションについて問うてくるものが現れた。
波多野の姉だった。
どうやら波多野は病死しているが死ぬ間際までディスカッションについて調べていたらしい。
そこからスプラにはたらく内定者に連絡を取り、彼女が真実を暴くという展開に。
最終で8年前のメンバーを集め語る真実とは。
正直動機が稚拙^^;
そしてこの暴露された悪行はどれもこれも誤解あるものだった。
で、この本は何が言いたい??
人の本質を見抜く力ありますか、悪行を暴く勇気ありますか?的な??w
結局のところこの会社に入らないほうが精神衛生上よかったんだよな・・・というのだけ、私の中で残りました。
振り回されただけで、何なのかよくわからない本だわ、これが映画??映像美(タレント力?)だけ・・・なのかなぁ?!