短編集です。
『傍聞き』の女刑事とその娘である羽角親子が出てくるということで借りてみましたが、表紙絵のタイトルになっている赤い刻印のみでした。
母親には生みの親と育ての親がいる、生みの母親は存命であると知った娘はおばあちゃんに会いに老人ホームでいく。
自分のアルバムをもって・・・
そのアルバムを見せていいよといった母親の真意は?!
母親あてに送られてくる赤い実とお守りのおくり主は?!
最後は刑事として・・・でした、娘は記者になるのかそれとも周りの意見を聞いて母と同じ刑事の道に進むのか?!
まだまだどこかで続きそうですね。
ほかの「秘薬」「サンクスレター」「手に手を」・・・・まぁどれもそこそもよかったんだけど、あまり残らないなぁ^^;
サンクスレターはいじめで自殺したんじゃなかったけど、こんな近くに臓器提供で生きている子がいるのかなぁ?!
手に手をは認知で寝たきりの母親を介護する中年の子供(60前後)、訪問医師に「残り一か月の命」と、それまでの辛抱・・・つらいに一本足して幸せになるときまで頑張れといわれるが頑張れるのか?!
首元に手をかける介護疲れの姉・・・その時弟は?!
母が死ぬということが本当に幸せなのか?!
病気とか介護とか、そういうお話でした。
うん、どれもなんか・・・・もひとつ?!^^;
なんかすっきりしない印象のものばかりでした。