恋愛ものは好きじゃないんだけども・・・
これは純愛だったのか?それとも年上女性に転がされただけの高校生のぼくちゃんなのか?!
その辺が謎のまま終わった(私がくみ取れてなかっただけなのか?
田舎独特の閉そく感。
そんな村にロックフェスがやってくる、最大のイベントでそれのおかげで潤っている村だと思っていた。
だが、この村の歴史を紐解いてみると湖に沈められた地域があり、村の中でも地域(区)格差があって、汚い・うさん臭いにおいがプンプンする・・・それを暴きたいと恨みを持った女。
この村に復讐するために帰ってきたというこの村出身の芸能人女性。
主人公の僕は村長の息子という、高校生。
この二人がフェスで出会ってしまった・・・
彼女の復讐心をきき、彼の村を信じたい気持ち、親を見る目、友人との付き合いなどなど、変化が生まれていく。
最後はやっぱり村の閉塞社会のまま沈んだか。
主人公は村に飲まれたままなのか?!
そして彼女はいったい誰との子なのか?
いろんな謎も沈んだままのような読後感、いやきっと・・・彼女と主人公は姉弟?!そして彼はこの村を・・・と思いたい。
最後の終わり方もこちらにゆだねられた感のようなのが好きじゃないし、あんまり私には合わなかったかも^^;
人の裏の顔を見る、やな感じがあり、それが改善されないままというのもしかり。
でもさらっと読みやすい。
でもやっぱり、スカッと終わるようなものが好きだなぁ~