「ベルリンの壁」崩壊の裏に、一人の日本人が大きく役割を果たしている??

フィクションなのかノンフィクションなのか、正直歴史ものは苦手ですが、すごく引き込まれてしまいました。

 

ベルリンの壁がなぜ崩壊したのか、東ドイツ国民が国外に出たからだというのがこの本を読んでわかりました^^;

その手助けをしたのが日本人城島であるというストーリーです。

金や地位よりも、人生を楽しみ自分の信じた道に突き進む日本人の話で、強欲なソ連軍や、城島とともに世界を動かすことを楽しむビジネスマンやマフィアなどの交渉が緊迫感もあってよかった。

お金じゃなく人のために動く人間もいるのが人の信頼関係であって、ほんとお金で買えないものだなと、いろいろ考えさせられる本に思いました。

 

ちょっとむつかしい?歴史問題などに興味ないような私でもなんだか世界観が変わったんだから、学生さんなんかに読んでもらって世界を広げてもらいたいなぁなんておもいましたね。

世界史などが好きな人が読めばもっと見識が広がるんだろうなぁ。

読みやすいと思います。

 

 

 

 

続編「そして帝国は消えた」があるそうなので、今度読んでみたいなと思います。