次男Rにこの夏読めと渡した図書館で借りた本です。
読書感想文をこれで書くというために私も読みました^^;(夏にこれしか読んでないからこれで感想文を書くしかない次男)
読書感想文向き・・・ではないかとおもいます^^;
謎解き系の本ですから。
とはいえ、児童書なんで、ポイント抑えればかけなくはないかなとおもいます。
私が読んでおおまかに、特性ある子でも世の中で頑張れる(言い方悪いかな^^;)!
自閉症の主人公が主体で謎を解きます。
特性を生かして姉や従弟とともに奮闘するので、同年代の友情、分け隔てなく付き合える点(親族だからむげにしないともいえるけど)、あとは青春という名の成長?
その辺を書いたらいける。
あとは、多分これが一番書きやすいポイント。
信用してる人に裏切られたら・・・という点。
この本の舞台は叔母さんの職場であり、関係者数名の中に犯人がいるという点です。
叔母さんが職場の人間を信用してないはずないじゃない?!、おばさんの子供(従弟)もしかり。
その人に貶められ(おばさんが犯人として捕まります)利用され、裏切られたら?
しかも最終的に犯人としてその人を突き出すつらさ、ショックについて書いたらいける。
ということで、次男Rの読書感想文はなんと5枚という大作を書かなければなりませんが、この二点を混ぜて書けば何とかなりそう(私は特性のみで書いても5枚いけるけど、たぶん自分も人と違うグレー(片目見えないこと)があるから人と違うという目を向けられたことで伸ばしてかけるw)というアドバイスはしました。
われながら激アマな親だな~私。
とにかく実際ある美術館と盗まれる絵も実際にあるものですから、その辺も調べながら読むと幅が広がります^^
感想は、洋盤コナンw
少年探偵団が、コナン主体に謎解きして解決する、探偵団は自己満足におぼれるという感じに似てます。
コナンほどコナンに頼ってなくて皆がそれぞれに実力を発揮してる感じではありますが、子供たちが動いて犯人を特定するというところ、所々で犯人を絞り込んで”君は誰が犯人だと思う?”という感じで挑戦状を突き付けてくるイメージはにてるかなとおもいました。
自閉症の子が大人にちょっと変な目を向けられても子供がフォローしてくれたり、行ったことないところに冒険したり、大人にどのように聞いたら自分の欲しい回答が得られるか考えて話をしたり、夢をあきらめずに親を説得するなどの成長は美しさすらありました。
前作も読みたいと思える作品、大人が読んでも面白かったですよ♪
本のあらすじ紹介(抜粋)
謎解きのおもしろさに夢中になれる 『ロンドン・アイの謎』続編! 誰が美術館から名画を盗んだのか? 12歳の少年テッドの推理が冴える! 夏休みを迎えた12歳のテッドは、母と姉といっしょに、グロリアおばさんといとこのサリムが住むニューヨークを訪れた。おばさんはグッゲンハイム美術館の主任学芸員で、休館日に特別に入館させてくれた。ところが改装中の館内を見学していると、突然、何かのきついにおいと、白くて濃い煙が。火事だ! テッドたちは、大急ぎで美術館の外に避難した。だが火事は見せかけで、館内の全員が外に出た隙に、カンディンスキーの名画〈黒い正方形のなかに〉が盗まれていたのだ。しかも、おばさんが犯人だと疑われて逮捕されてしまう。なんとしても絵を取りもどして、おばさんの無実を証明しなければ。「ほかの人とはちがう」不思議な頭脳を持つテッドは、絵の行方と真犯人を探すため謎解きに挑む。『ロンドン・アイの謎』につづく爽快なミステリ長編!