私はなんでこの本を借りようと思ったんだろう・・・
恋愛ものもあんま好きじゃないんで、ここんとこ好きじゃない本を手に取ってるなぁ^^;
主人公は30そこそこになってもまだ、せけんでいう”ふらふらした女性”
独身で、付き合ってるのかどうかよくわからない男性とデートしたり、大人の関係を結んだりはしているが、男友達ともどこか怪しい関係になり。
別にね、普通ともいえる。
独身で、感覚的フリー。
気になる男性はいる、その人と”恋人”と言えるのかという関係をしていて、自分の中でもやもやしてるというかんじ。
でも、私なら「結婚するの?しないの?そもそも恋人なの?どうなの?私のことどうおもってるのよーーー!」って聞いちゃうw
それが聞けない、どこか男性にいいかっこしてる(相手の望む女になろうと無意識に努力してる)感じは割とあるあるではあるが、そういう中で別の男性とも中途半端な関係になって、子供ができてもまだふわふわ生きるっていうのは・・・ないな。
なんかがっかりすぎる女主人公の話だった。
最終的に恋人だどうかわからなかったけど、自分がいつ番好きだったという男の一文字を取ってつけた名前を子供につけるってのは・・・相手の男性に失礼。
大人になり切れないというのはいっぱいいるけど、女として、子供ができたなら、その相手の男が腹くくったんだし、お前も腹くくれよとはおもった。
名前は・・・その男に幻滅して当然でぶつかればいいと思うけど、うやむやにした感じががっかり。
とにかく、ここまで大人になり切れないダメ女っていう本にしてほしくなかったかなという読了感。
私が女・・・だからかな、大人になり切れない大人でも、子供の母となるなら腹くくれ!
とにかく最後まで、フラフラした主人公の女で、成長がない印象に何の本?っておもったし、出てくる男もどれも”大人になり切れない”というテーマ(?)にのっとった感で、魅力ない^^;
締まりのない本だった。。
内容(「BOOK」データベースより) 安藤シオは、30代半ばのカメラマン。大好きなのに「恋人」とは呼べない文雄。妻子のいる点ちゃんからの、不意打ちのキス。そして地震のあとで届いた元カレ角田のメール―。シオの心は揺れうごく。両親や友だちの目を気にしながら生きてきたシオが選んだ答えとは?初の長編恋愛小説。