結構伊坂作品読んでるつもりですが、なんか・・・これむつかしい^^;

 

壇という教師には予知夢的なものが一瞬見えるという特異体質の持ち主。

そして生徒の危機(新幹線事故)が見え、事前に防ぐことができたというところまでは理解ができたんだが・・・

なぜ危機が救えたのか、この生徒の父親(内閣官僚)が新幹線事故が実は事故じゃなくテロの可能性があるということで、先生を疑ったというのも理解はできたんだが。

 

一方で(?)別生徒の書いた小説というのが出てきてから頭がこんがらがった。

猫虐待をした愉快犯をとっちめる…というようなストーリーが、なぜか数年前のテロ事件とかかわって、それを追う生徒の父がからむという?!

私の読み方はあってる?!

 

生徒が書いた小説と現実が徐々にリンクしていく?

結局小説の猫虐待の制裁もどうなったのかよくわからないが、まぁその辺は生徒の創作小説なんだしいいのかなぁ。

 

ニュースは人の嫌な部分だけを盛り上げて取りあげるという理不尽を成敗したい数年前の事件被害者のサークルは、結局どうしたかったのか、どうなったのか、復讐の理由?その辺はよくわからなかった。

わからないのは哲学の解釈ができてないからか?!

ニーチェが読み解けてないとよんではいけないのかな^^;