序章として中学時代に従弟がいじめにあっていて、校内探偵気取りの生徒に依頼して解決してもらう的なはなしがあります。

その後、その校内探偵は本当の探偵になり、主人公はその人にあることを依頼します。

主人公自身のことではないが、真壁という男性に届く脅迫文(?)の真相を調べるという依頼。

探偵の助手気取りで暇を持て余す大学生の主人公もいろいろ調査についていくのですが、医者の息子であった真壁が突然大学中退しひっそりとショップ店員(店長?)になっているということで、何があったのか探っていくうちに19歳の女性を強姦した容疑で逮捕されたということがわかる。

彼は否定しているが、将来を考えて示談へと話が進む。

でも示談したものの、いろいろな世間の目から逃れるために引っ越しをし、今の生活をし、今は恋人がいて近々結婚するという・・・。

 

恋人にばれないように事件解決、言ったほうがいいのでは?

いってみたら意外と飲み込んでくれた彼女、本当にいい人?

 

正直タイトルと強姦で捕まった彼という点で怪しさがわいてしまって^^;

最後読んでやっぱりなと^^;

 

女性の執念、恐ろしや~。

最後の最後、結末が尻切れな感じでそこが消化不良。

真壁は真実を知るほうがいいのかどうか、しったらどうなったのか、知らないまま結婚したらどうなるのか・・・

いろいろ勝手に想像してストーリー完結に持ち込む一読者ですが、どっちに転んでもこの女がいなくならない限り、いや執着がなくならないかぎり苦しむ羽目になりそうだなぁ^^;

今が幸せでも、こういう女は手に入ったら次を求める、そしてその時手放すついでになにをいいだすか、その時に傷つくのがいいのか今がいいのか・・・。

私ならやっぱり今すぐに言って早く傷つけるほうが深さは浅く済む気がするなとおもった。。

 

まぁ、この手のは想像しやすかったかな。