臨床心理士の書いた本

誰とでもつながれる時代なのに、どうしようもなく「ひとりぼっち」だと感じるのはなぜ?

不安定な世の中を生き抜くために、一人の小舟をこぐ私のサポートになる本なのかと思ったけれど、うーん・・・・

この本は自分が(読み手が)カウンセリングを受けているかのように持って行ってはくれてる気はするけれど、読み物というだけで終わったかな。

もっと事例を書いてあってすっきりと、ノンフィクション風でいいのに・・・なんというかどこかポエムみたい。

 

だって、結局私納得できなかったから^^;

自分の悩みをもっとすとんと解決できるのかなと思ったけど・・・まぁある意味この事例の人と私はにてるなと思ったけど、だからとてなかなか自分で解決できない。

補助線を引いて調整していこう、乗り越えよう・・・わかるんだけど、うーん。

一人で生きてるようでそうじゃない、助け船が必要だよねというのは理解できるが、その補助舟がなかなか現れないからつらいのであって、結局この本では解決できなかった。

 

私は一人だ。

周りに人はいても、家族がいても。

当たり前だ、個人だ、だから自由なんだ、そして自己責任で社会は成り立ってるんだといわれてしまえばそれまでだけど、わかってくれる人、わかろうとしてくれる人が一人いるだけで救われるのになぁ・・・

本読んでもこの人は救ってくれそうにないなと思ってしまった点で、私のセラピストにはなってくれないと拒絶された気がしたので、それではこの本ダメじゃん・・・っておもってしまった。

 

私には、合わなかったというだけかもね。

うん、私には読むカウンセリングではなく、ポエムでした。