『ツバキ文具店』の続編、『キラキラ共和国』もよんでみました。

まぁ・・・ツバキのほうがよかったかな^^;

キラキラがわるいわけじゃないし、これもよかったし、ツバキからキラキラで続けて読んだのもよかったとおもう。

ただ、代書した後のその後がないというか、どうなったのかが今回薄いんですよね・・・

今回は結婚した鳩子(ポッポちゃん)の家族愛、ポッポちゃんの友人の家族愛が焦点のようで、お手紙が薄い。

先代から跡を継いだ代書屋というものが焦点だったツバキのほうが、手紙の重厚感があってすきだったというだけですね。

 

とはいえ、依頼はなかなかおもしろい。

病気になった人へお金の取り立て、文豪に恋した人からの依頼、離婚申し立ての文通。

男爵からの依頼は結局どうなったのか?!

手紙の用紙、ペン、切手に至るまで配慮されてる心使いなど、これらの金額が一体いくらでの依頼なのかが正直気になる。

盲目の少年が母に手紙を書いてほしいというのを、自分で書きなさいと見守るポッポちゃんの代書のやり方は仕事になり切らないけど素敵だなと思った。「僕のお母さんが、おかあさんでよかった」・・・素敵な言葉だわ。

 

今回は家族愛がテーマというか、妻を失ったシングルファーザーと結婚し、QPちゃんの母になったポッポちゃんの家庭。

ポッポちゃんの実の母親が突如として現れてもっとかき乱すのかと思い来や、それはまた続編にでも続くのか(?)

レディ・ババが実母だという衝撃だけでなく金をせびるためだけに登場するあたりや、パンティーの夫(男爵)の病気など、続編が出てもおかしくない人間関係の変化がありますが、どうなんでしょうねぇ。

 

ちょっとほっこりする、日常がつづられただけの本・・・ってかんじですが、意外とすきかも?

続編出たら読むかもw