直木賞作品ということで手に取ってみた。

一応シリーズ化もしてるようなので、また機会があったら追ってみようと思いますが・・・。

正直初めはよかったのにあとが微妙でした^^;

 

 

ファミレスで突然燃えた人。

出火元はベルト?

その捜査のため音道貴子は皇帝ペンギンのような歩き方の滝沢刑事とコンビを組むこととなる。

男尊女卑社会のなか、それでも踏ん張る音道に少しづつ考えをかえる滝沢。

 

そんな中、咬傷事件発生。

ウルフドッグによる殺人はどのように罪に問うのか。

 

この刑事のコンビがなかなか良かったが、事件そのものはちょっと微妙でした。

薬品火災とウルフドッグとの関係が微妙というか、そもそも別犯人なんだけれども、からみ方が微妙^^;

動機が薄っぺらいからかなぁ^^;

 

読みやすく最後の音道とウルフドッグの走りは爽快で気持ちよさそうな雰囲気漂ってましたけど、その後の犬の餓死や男尊女卑社会のひずみは全く改善されてない点など、後味は少し悪かった。

 

 

 

 

 

 

 

音道貴子シリーズ

 凍える牙

花散る頃の殺人

連作短編集 鎖